岸田内閣、事実上金融課税強化を撤回へ!!

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10月11日の市況解説

11日の日経平均株価は28,498円と3日続伸しました。

日本だけ独歩安状態だったものに修正がかかった様に感じました。

その背景には金融所得課税が事実上撤回されたことで

生まれた安心感がいくらか影響した様に思います。

また先週金曜日からVIX指数だったり、

日経225オプション市場のプットオプションなどをみると、

恐怖感を伴う様な下落の調整が一旦終わった様に感じました。

しかし11日の売買代金は日経平均が下落していた時と比べると

あまりなかったような印象を受けました。

また原油高と円安などの問題があるので、

コモディティを中心としたネガティブなリスクオフの可能性があります。

 

11日の日経平均は寄与度が高い9983 ファーストリテイリング

9984 ソフトバンクグループの2銘柄だけで100円ぐらいの押し上げがあり、

いわゆる先物主導、指数の先物だけが強かったという印象を受けました。

 

岸田内閣は金融所得課税を事実上撤回しましたが、

いずれにしても増税する気は満々だと思うので、

一応、今は衆院選を控えているので政策期待の方にバイアスがかかっているようです。

 

株式を見ると、エネルギー関連銘柄やアフターコロナ銘柄が上昇していました。

3315 日本コークス工業は7%以上の上昇をしており、

1662 石油資源開発も上昇となっており、こういったエネルギー関連銘柄は、

どの程度、どの水準で買えば良いのか非常に悩ましいところでありますが、

今年の冬にかけて仕込んでおきたいエネルギー関連銘柄の一部です。

 

 

 

弱気になるポイントはどこか?

今の相場で弱気になるポイントは3つあります。

1つ目が26,000円のプットオプションがここから2倍になるか、

2つ目が日経平均株価27,000円割れになるか、

3つ目がTOPIXの200日移動平均線割れになるかです。

負けを認めるポイントが同時間軸で3つ揃っています。

 

なので「負けやすいポイントが見つかった=投資をするべきタイミング」だと思います。

なぜなら「負けやすいポイント」は買いの撤退ポイントなので、

それが分かりやすい形で表れたので、このポイントに注意していくと良いと思います。

 

 

 

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