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10月27日の市況解説

27日の日経平均株価は29,098円と小反落となりました。

日本市場は先物主導の相場ではありますが、

何とかして業績相場入りをしようとしている状況です。

 

TOPIXを見ても、15日と22日につけた安値付近である1990ポイントを

叩き割る様な情勢ではないですが、いまだに先物主導の流れは続いてると感じました。

 

世界市場は金余りの様相となっていて、

希少価値の高いものにお金が入っている状況が続いています。

株式市場は市場予想を上回ったものが買われる普通の相場となっています。

 

米国では、与党からの反対で法人税増税を断念したバイデン政権ですが、

イエレン米財務長官が富裕層の含み益課税について言及をしました。

 

日本のコロナワクチンの2回接種が完了した人が人口の7割以上に達しました。

そして日々の感染者数は激減しているので、後は消費が増えていくのを祈るばかりです。

 

 

 

VIX指数の様子

図はVIX指数のチャートです。

NASDAQやS&P500が上昇している中、VIX指数が短期底入れの形となっていました。

やっと株は強いが恐怖を感じているという状況が出てきた様に思いました。

来週はFOMC、そして文化の日で日本市場は休場なので取引が出来ません。

だからその辺りに少し短期的で投機的な値動きになりやすい状況となる可能性があります。

 

 

 

急騰中のテスラ株

図はテスラの日足チャートです。

テスラは半導体不足で世界中のサプライチェーンが圧迫されている中、

テスラの垂直統合型で半導体不足を克服し、販売台数を伸ばしています。

 

「走るコンピュータ」とも言われているテスラは、

自動車株というよりは、コンピュータ株の様な状態にあります。

なのでテスラが上がっているというよりは電気自動車関連株が上がっている様に思いました。

 

そんなテスラ株と似ている株となると、

電動部品を扱っている6902　デンソーが近いかなと思いました。

またテスラに電池を提供している6752　パナソニックにも注目しています。

パナソニックはテスラを主要顧客としつつも、他の電気自動車への供給の開拓を進めています。

 

 

 

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