関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
広告の一部として記載しておりますので
問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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9月のメジャーSQは日経平均株価の急騰で凄いことになりました。
SQに向かって色々な思惑があったり、動きがあったりします。
そこで今回はSQについて暁投資顧問流に解説していきたいと思います。
まずSQとは「Special Quotation」の頭文字を取った略称で、
先物やオプション取引において、
最終売買日の翌営業日の決済に用いられる特別清算指数のことを指します。
SQには2種類あり、「メジャーSQ」と「マイナーSQ」があります。
メジャーSQとは3月・6月・9月・12月の第二金曜日にある
先物・オプション取引の強制決済日です。
マイナーSQはそれ以外の月にされるオプション取引の強制決済日です。
大きさはメジャーSQの方が売買代金なども桁違いにあり、
色んな思惑やドラマなどが起こります。
株価指数先物やオプション取引は「金融派生商品」といって、
期日が定められている投資商品です。
期日が定められている投資商品なので急騰や急落も起きて、
投資アイディアが生まれたり、色々なドラマや思惑が起こったりします。
先物やオプションを毎月第二金曜日の前日までに、
反対売買をしなければSQ日にSQ値で決済されます。
SQ値は毎月の第二金曜日の日経平均構成銘柄の始値から算出されます。
毎月第二金曜日の日経平均構成銘柄の始値からSQ値は算出されます。
なので例えば3万円のコールオプションをどうしても上に持ち上げたいディーラーは、
日経平均株価への指数寄与度が高いユニクロ、ソフトバンクグループなどの銘柄に、
一斉に買い注文を入れて、寄り付きの値段だけを吊り上げてSQ値を上げようとします。
つまりSQ勝負のディーラーたちが日経平均採用銘柄の売買を活発に行います。
なので期日があるからこそ、ドラマがあり、投機筋が仕掛けたりするわけです。
直近だとコロナショックの時に投機筋が仕掛けたりしました。
SQ値を知ることで色々な恩恵があります。
例えば8月のSQ値は28,093.15円でした。
日経平均が急騰したのはこの8月のSQ値をクリアして跳ね上がりました。
政局の急上昇相場の前まではこのSQ値を超えることが出来ませんでした。
なのでこのSQ値を超えるかどうかで相場の強弱感を測ることが出来ました。
また日経平均株価がSQ当日だけでなく、翌週以降もSQ値以上を維持できた場合は、
日経平均株価が上昇しやすいというデータもあります。
反対に日経平均株価がSQ値を下回っていた場合は、
翌週以降に相場が少し弱くなるサインとして警戒されます。
こうやって相場の強弱感が推測できることも一つのポイントです。
メジャーSQは売買代金が多い分、投機筋が大きなポジションを取っています。
SQの決済日に向けて自分達が有利な水準へのSQ値の着地を狙う
思惑的な売買が膨らみやすいです。
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