日本だけ弱い理由はワクチン接種率?

4月20日の市況解説

日経平均株価は584円安と大幅下落となりました。

コロナワクチンの接種率など、様々な要因があったように思います。

アジアは軒並み強く、NYダウもそこまで下がっていないのにもかかわらず

日経平均だけが値下がりました。

 

今日の値下がり銘柄数は約9割を占めました。

しかし値下がりしている割には売買代金は2.3兆円となっており、

もっと増えてもいいように思いました。

また今日は日経平均寄与度が高い銘柄が、9983 ファーストリテイリング8035 東京エレクトロン辺りが売られていたように思います。

しかし好業績株は強く、テーマ株などは強い印象がありました。

例えば、5Gや6G関連銘柄の6778 アルチザネットワークス1789 ETSホールディングスなどは非常に強く、相場の景色が違う印象を受けました。

なので、全てが売り売りの状態ではありませんでした。

 

オプション市場をみると、プットオプションがプチ爆発をしていました。

今日のプットオプションは前日比から見ると全体的に1.5倍以上にはなった様に見受けられます。

コールオプションではかなり減価が始まっております。

 

 

 

2つのギャップ

今まで調整らしい調整をしてこなかった日本市場は、

信用取引においては2018年秋ぐらいの水準まで信用買い残が膨らんでいる状況です。

そして日経平均が下がったときに、この信用買い残が上値の重さと下げの加速として効いてきます。

 

今、2つのギャップが存在しています。

1つ目はNY市場、経済指標や株価推移が堅調の中、日本株だけ売られている現状です。

2つ目が、日経平均だけが弱く、テーマ株や好決算株は強いという日本株全体が全滅状態ではないことです。

このギャップをどのように解消していくのかが重要になってきます。

 

 

 

日経VIに注意


日経VIは低ボラティリティでしたが、窓を開けて上昇してきており、

今日は25日移動平均線に抑えられている状況です。

定石通りだったら、今日から米国などの外部環境が更に改善して下がる流れになると思います。

しかし力強い上昇をしているので注意が必要です。

 

 

 

なぜ日本株だけ弱いのか

日本がワクチン交渉に後れを取ったのが要因の一つだと思います。

日本のコロナ感染が未だに拡大しており、政府の後手後手の対応を嘆く相場だと思います。

企業業績を今期、または来期まで織り込んだ銘柄が非常に多くある状態です。

今上昇している銘柄はそれすら未だ織り込まれていない銘柄だと思います。

 

またここ2週間の売買代金を見て、国内や海外投資家も日本株を積極的に買うことを3月比べると見送っている状態です。

そして低ボラティリティ相場が少し続いてしまったのも要因かと思います。

 

 

 

下落トレンドで資産を守るには

日本株の上がる材料が少しずつなくなってきている状況です。

こういう時に資産を守るオプション取引といえばこんな感じでしょうか?

 

①プット買い1枚+プット売り1枚
ベアプットスプレッドあるいはデビットスプレッドというやり方があります。
これは弊社のあかつきコースで紹介させて頂いています。

 

②コールオプション売り(ヘッジ付)
日経平均が下がらないに賭ける取引で弊社のOP100コースで紹介させて頂いております。

 

③プット売り1枚+遠いプット買い10枚
こちらは弊社のOP100コースやライトコースでも紹介させて頂いております。

他にもおすすめのポジションがありますが、そちらは4月20日のYouTubeにて解説しましたので是非ご視聴ください。

 

 

 

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