関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
4日の日経平均株価は27,584円と続落となりました。
米国株が高値更新をして、インドも高値更新をしている中で、
日本も上がるのではないかと淡い期待を抱き、
その期待がかえって信用買いを誘発させて、
重石になってしまっている状況が続いています。
4日は7203 トヨタ自動車の第1四半期決算発表がありましたが、
上方修正だけでなくプラスαがないと市場の評価は、
今は得られない地合いが続いています。
今の日本市場は海運関連が上昇傾向にあり、航空関連が下落傾向にあります。
人と人の繋がりでビジネスをしているところは売られており、
モノを運ぶ、モノの価格に関連するところが上がる、
K字経済の流れがより顕著になってきています。
千竃の考えとしては、そろそろ8月ぐらいに買い場がやってくるのではと考えています。
理由の一つとしては、信用期日の到来が近い点があります。
マザーズは2月に高値を付けてから、
反発を挟みながらもどんどん売られてきています。
マザーズの中で投げが投げを呼ぶといった状態が続いています。
高値を付けてから半年が経過しており、
信用の買いの期日も半年なので、
2月の高値で購入した分が強制的に期日を迎える形になります。
こういったことから少しボトムアウトするのではないかと期待しています。
今の日本株の未来は少し暗いけれども、希望はあります。
8月9月に信用買いの整理が進むので、決して悪いだけではないと思います。
今の状況は何にでもネガティブに感じやすい状態なので注意が必要です。
元から8月は株の安値などがつきやすく、注意が必要な月なので、
ある程度余力を持って取り組むことが大切です。
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