日経平均は28,508円、591円安と昨日から更に下落しております。
4月になってから初めての日銀の買いが入ったようです。
市場が日銀頼みになっており、政策変更後の初めての買い出勤が
そこまでインパクトがなかった形になりました。
日経平均はチャートを見ると、100日移動平均線で反発しました。
しかし一目均衡表で見ると、雲を抜けたのは去年のコロナショック以来となりました。
千竃は今、日経平均で一番気を付けているテクニカルがボリンジャーバンドです。
株式市場をみると、上方修正を発表した7215 ファルテックが上昇しており、
数日前に好業績が発表された7826 フルヤ金属も上昇しております。
そして気になるのが8604 野村HDです。
アルケゴスの問題から1ヶ月が経とうとしていますが、進展がないままとなっています。
あとは今日はアパレル系が弱かった印象がありました。
オプションを見ていくと、プットオプションなどは夜に値を上げるので、
前日終値と比べると大幅に上昇している形になっています。
そしてプットオプションの出来高が久しぶりに盛り上がっている状態になりました。
今回のような下落時にはオプションを上手に活用することが重要です。
相場が楽観時や下落初動時に仕込み、下落過程を利益にします。
常にプットオプション側の戦略を意識することでリスクをなるべく抑える様にします。
そして、「どうせ日経平均は下がらない」と決めつけるのは避けた方がいいです。
今回の下落では、レンジの下放れ、且つ恐怖指数が上放れしており、
下落のサインとして分かりやすいものでした。
またオプションの日足チャートでも下落の兆候が見えていました。
そして、ほとんどの暴落は低ボラティリティ相場から始まっています。
株の内部点検でも異常が発生していたので、下落を読むことができました。
VIX指数はまだチャートが陽転していません。
しかし、これが上向いてきたら、警戒する必要があります。
株の緊急事態はVIX指数にかかっている状態です。
もしVIX指数が20.27以上になったら、気を付ける必要があります。
この急落の過程で押し目買いを狙いたいのが9433 KDDIです。
全体市場がそろそろ底打ちの時ぐらいに最小単元でもいいので買い付けを狙いたいところです。
4901 富士フイルムHDは25日移動平均線を割れていない銘柄ですので、
25日移動平均線を割れて、6400円～6500円まで落ちてきたところを狙いたいです。
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