関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
14日の日経平均は28,084円と昨日より600円程上昇致しました。
SQ値は27748.22円だったので、ほっていく形にはなりませんでした
SQ値を一度も触らなかった状況になっています。
これからは「27,700円」が日経平均の意識されやすいポイントになるかと思います。
ただ中期的に日経平均が再び3万円を目指す動きになるかと言われれば難しいと思っています。
千竃は今の相場では1~3月期の業績が飛ばしている銘柄に関しては買い場だと思います。
また下値にバリエーションがある銘柄も買い場だと思います。
ただ銘柄によって買い場か売り場なのかはそれぞれ異なると考えています。
日経平均に関しては戻り売りでいいかと思います。
米国のNASDAQは1%もリバウンドしませんでした。
最近のケースだと上がってだましになるケースが多かったので、
上がったところですぐ買うというの怖いところです。
ここ1年の株式相場は金融相場でしたが、業績相場へと変わりつつあります。
何でも上がる金融相場だったものが業績をみていく様な相場へと切り替わっているように思います。
ここ最近は暴落が来ているのでプットをずっと買えば良いだろうという論調になりがちです。
しかし初心者はプットの買いだけというのは止めた方が良いと思います。
なぜなら利益確定のタイミングがとても難しいからです。
損失は限定的ですが大きく、ボラティリティが収斂して下がっていくと、
意外と利益も伸びなかったりします。
やはり初心者には時間とタイミングが難しい取引だと思います。
だから賢く戦うために合成トレードを使うのをお勧めします。
それはバックスプレッドです。
日経平均のレンジ下限のプットを売り、そしてその権利から500~750円下の権利を買います。
今回の例だと、27,000円のプット売り1枚+26,250円のプット買い3枚の取引となります。
考え的にはプット売りのリスクをプット買いでカバーしている形になります。
投資はコストパフォーマンスで考えます。
揉み合い相場や上昇相場、金融相場の時は株式取引の方がリターン的には大きいです。
しかし、低ボラティリティや高ボラティリティ相場の時はオプション取引の方がパフォーマンスが良くなります。
その時々の相場によって、FXが勝ちやすい相場もあれば、コモディティが勝ちやすい相場もあります。
そういう感じにその場の相場に合わせて使い分けていくことが大事です。
VIX指数は14日終値では23.1ポイントとなっていますが、今回もまた萎むように思います。
コロナショック以降の下落のときと数値は違いますがよく似たチャートの形を描いています。
コロナショック以降はVIX指数が下落しても長引かない印象があります。
前日発表されたCPIの結果より、PPIの結果は充分に予想された範囲内だったので、
S&P500のトレンドは崩れませんでした。
それにより今の現状では暴落が来るかはまだ分からない状況となっています。
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