関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
12日の日経平均株価は28,569円と大幅に反発しました。
チャートを見ると先週想定していた通り、明けの明星の形となりました。
これは一般的に底打ちを示唆する様なローソク足の形ですが、
上昇トレンドになる、というわけではありません。
ある程度底打ちになるという形なだけで、
ここから日経平均30,000円越えなどは難しいと思います。
売買代金は2.3兆円と大幅上昇の割にはそこまで入っておらず、
空売りの買い戻しが加速しただけの様に思いました。
日本市場を取り巻く環境は依然として何一つ変わっていないと思います。
この急落からのリバウンドは恐らく急落する前の箇所ぐらいまでは戻ると考えています。
株式を見ると、値上がり銘柄数は2010銘柄と非常に多く全面高となりました
しかし全面高の時には光るものが見つけにくいのが難点です。
安川電機は好決算を発表いたしました。
工作機械の受注が非常に好調だったので、
現状、これら中心に好決算の見通しが続いていくことがあれば相場の良い動向としての下支えになるのだと思います。
アナリストの予想を超えていく銘柄がこれから沢山続いていけば、
日経平均29,000円越えなんて通過点だという印象は受けやすいと思いました。
安川電機に続くような好業績期待の波及効果がどれほど顕在化するかが鍵だと思います。
税引前利益135億円と前年同期比2.3倍となりました。
増益率が良く、直近の業績が非常に良かったという結果となりました。
これに伴い、通期の同利益を大幅に上方修正し、
過去最高益を更新する見通しとなりました。
この好業績に他の企業も続いていけるかが日本市場の鍵だと思います。
日本株の下落に拍車をかけていた米国債10年利回りの低下ですが、
一旦歯止めがかかった形となりました。
これが腰折れしない限りは、ある程度いつもの日本相場に戻るかと思います。
明らかに抑えれている感じがします。
現段階では2~3日後にVIX指数が上昇する様なシナリオは描きづらい状況です。
なのでVIX指数が14ポイントまで下落した時の
翌週の動きといったところにフォーカスした方が良いと思います。
こちらは12日に年初来高値を更新しました。
チャートを見ると、現状は本当に良い動きをしています。
ミダックは東海地盤の産業廃棄物処理・管理業者です。
強みとしては自社施設での焼却・脱水等中間処理施設から最終処分場までを保有していることです。
関東圏に新施設の建設を計画しています。
関東圏の産業廃棄物関連市場の規模は5兆円ほどあるので、
ここにミダックが切り込むことが出来れば、
更なる業績の発展が期待されるので買われている状況です。
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十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、参考にされて下さいませ。
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