日経平均株価3日続伸!

平成28年7月13日(水)日経平均

日経平均株価は3日続伸となりました。
先週の陰鬱な雰囲気が米雇用統計と参院選で一気に変わりましたね。
日経平均の日足チャートを確認してみるとローソク足は5日線と25日線を抜けてきました。
ただ、25日線も75日線も下向きですし、トレンド自体はまだ下向きです。

今回のような急反発は今年に入って何度かありました。
具体的には①1月22日~2月1日、②2月15日~3月14日、③4月12日~4月22日の辺りですね。
あまり過去と比較しても意味はないのですが、今回の急反発は③4月8日~4月22日の反発パターンと酷似しています。
この時の4月12日の始値から4月22日終値までの上昇率は約12%。
今回の反発の起点を7月11日始値の15375円とすると12%上昇で17220円となります。
その辺りまでの上昇はあるかも知れませんね。

ちなみに4月は28日の日銀会合後に急落しました。
奇しくも今月は29日に日銀会合があります。今回はどうなるでしょうか?
今年はGPIFの運用実績が例年より3週間近く遅い7月29日に発表されるそうですが、それもちょっと邪推してしまいますね。
私は金融緩和の本質は実体経済を良くするための時間稼ぎの手段だと思うのですが、最近はその手段が目的になってしまっているような気がします。
この世に打ち出の小槌はありませんし、錬金術師も存在しません。
激しい値動きに振り回されそうになりますが、本質を確りと見据えて臨みたいですね。

 

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