小動きな日経平均、相場は閑散ムード輸出関連は円高の影響をもろに？！

※この記事は2018年　4月4日に加筆、修正させて頂きました

1 10月20日　本日の日経平均と投資情報
- 1.1 本日の相場概況
2 投資顧問が株ブログで解説と予想
- 2.1 本日のマーケットを5つのポイントから読み解きます
3 円高での影響で輸出関連銘柄は元気なし。イベントも終了し堅調な動きか？！
4 明日の動向とポイント
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10月20日　本日の日経平均と投資情報

本日の相場概況

日経平均株価　17235.50円アップ
ドル/円　 103.72円ダウン
東証マザーズ指数 955.81
ジャスダック指数　 2584.30
売買代金　2.08兆円

投資顧問が株ブログで解説と予想

本日のマーケットを5つのポイントから読み解きます

本┃日┃の┃ポ┃イ┃ン┃ト┃
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◆1◆日経平均は反落☆
イベント経過と材料の乏しい休日の谷間ということもあり積極的な売買は手控えられましたね☆

◆2◆日中の値幅は83円☆
この値幅を見てもらえればわかりますが、小動きであり控えられているのがわかります☆

◆3◆騰落銘柄数は値上がり1246/値下がり596と日経平均はマイナスながら値上がり銘柄は多い☆
円高を嫌気してホンダ、ファナックなど輸出関連株がさえない動き、証券、輸送用機器が安く、鉱業、海運が業種別ではしっかりしていました☆

◆4◆日銀の「総括的検証」について☆
内容がわかりづらい面もあり、FOMCを受けてドル円があっさり円高に振れたことなどから、金融緩和の限界を指摘する見方も少なくはないです☆

◆5◆今日の動きを見て、来週はどうか☆
日銀の影響力が長く市場に残り、日本株の堅調さにもつながるのではないか☆

円高での影響で輸出関連銘柄は元気なし。イベントも終了し堅調な動きか？！

本日、そして今週もお疲れ様でした☆

日経平均は反落。材料に乏しく休日の谷間で積極的な売買は控えられていましたね。
値動きをみると小動き、その数字が控えられていたのかを説明していると感じます。
業種別では、証券、輸送用機器が安く、鉱業、海運がしっかり。

ジャスダック平均やマザーズ指数は後場一段高で取引を終了としています。

騰落銘柄数は値上がり1246/値下がり596と日経平均はマイナスながら値上がり銘柄が多いですね。

月次内容が好感されたＪＡＣＲが大幅上昇。上方修正発表のＬＩＮＫ＆Ｍが急伸し年初来高値を更新。
全体的に中小型株が活況で、日経記事を手がかりに、ロゼッタやブレインＰなど人工知能関連や、
金銭機やオーイズミなどカジノ関連などが動いており賑や内容がわかりづらい面もあり、FOMCを受けてドル円があっさり円高に振れたことなどから、

金融緩和の限界を指摘する見方も多少はあります。
マイナス金利の深掘りは今回見送ったものの、この先の可能性は否定せず、
長期金利の水準に関しても注意を払う姿勢が示され、ETFの買い入れに関しても現状の方針を崩すことなく
TOPIX連動型を拡大するなど、副作用が警戒されていた所には一定のケアがなされつつ、今後の金融政策の選択肢は増やし、
日銀の存在感を示すことには成功したのではないでしょうか。
日銀がある意味「何でもあり」の状況になったことから、マーケットの脆い部分を売り崩す事が難しくなったことも事実ですし、
わかりづらいからこそ全肯定も全否定もできず、結果的に日銀の影響力が長く市場に残り、日本株の堅調な動きにも繋がっているのだと感じます。

明日の動向とポイント

明日は堅調と考えます。
日米中央銀行イベントを消化して日経平均は週間で上昇して終了。
日銀の総括的検証の内容に関しては是々非々あろうが、マーケットに関しては、
今年弱い動きが続いていた金融株に急伸の動きが見られたこと、

米国の利上げ見送りを受けた

円高反応がドル円で100円割れ手前でいったん止まったことなどから、下値不安が和らぐ展開を予想しておきます☆
為替は当面のかく乱材料となるが、米国では月末でもあり指標発表が多く控えている。
出てくる指標が全部弱いという事にならない限りは円安に振れる可能性もある上に、
翌週には米国の雇用統計を控えていることもあり、円高一辺倒になるとは考えづらいところではあります。
国内では週初から臨時国会が招集され政策期待が高まりやすい上に、

小売を中心に6-8月が決算対象となる企業の業績発表も
多く予定されており、個別物色も強まりやすい。IPOが5社予定されていることも投資家心理を刺激してくるようなら地合いはそこまで悪くはないかと感じます。