円安の影響を受け、買いが先行。ただ、ここからは上も下も警戒か？！

※この記事は2018年　4月9日に閲覧しやすくする為に加筆、修正させて頂きました

1 11月28日　本日の日経平均と投資情報
- 1.1 本日の相場概況
2 投資顧問が株ブログで解説と予想
- 2.1 本日のマーケットを5つのポイントから読み解きます
- 2.2 今日の投資情報
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11月28日　本日の日経平均と投資情報

本日の相場概況

日経平均株価　　17,967.41 アップ
ドル/円　 110.64
東証マザーズ指数　918.46 ダウン
ジャスダック指数　 2,625.00
売買代金　2.72兆円

投資顧問が株ブログで解説と予想

本日のマーケットを5つのポイントから読み解きます

本┃日┃の┃ポ┃イ┃ン┃ト┃
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◆1◆【売買代金】東証1部売買代金は、2.72兆円。昨日より増えました。

◆2◆【米国】FRB議会証言を受け、ドル円相場で円安を後押しする結果に。

◆3◆【個別株】9627アインHDが大幅続伸しました。外資系証券が「買い」へ。M&Aで10年後に売上高/営業益4倍に。

◆4◆【個別株】3660アイスタイルは一時S高。ＳＭＢＣ日興が新規「1」。新たな成長を評価すべき。

◆5◆【概況】東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1333/値下がり523。

今日の投資情報

お疲れ様でした。

本日の日経平均は3日続伸しました。
TOPIXは7日続伸です。

18日の日本市場は、米国市場高と円安を受けて買いが先行。
ここ最近上げていた銀行株など利益確定売りに押されましたが、
総じて堅調といっていいですね。
7連騰しているTOPIXは特に調整が必要になってきたような。

とはいえ、上昇トレンドは崩れておらず、
高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は
プラス幅が拡大し、個別銘柄に関しては「買い」が有利な状況は変わらず。

来週はどうかな？
今週も陽線を形成した日経平均およびTOPIXですが、
テクニカルでは、過熱感が出てきているものもあります。
ボリンジャーバンドでは、+2σに本日は叩かれた格好です。
上も下も気にする週間になりそうです。
水曜は日本が、木曜は米国が休場ですので、
週の半ばは、やや停滞気味になる事も考えれますね。

今日は金利について、書きたいと思います。

ずっとついてまわる金融不安の気配を知る上で、
金融機関間の取引金利の推移に留意することが必要ですよね。
ちなみに、指標となるLIBORドル3ヶ月物金利は、
11月14日 0.9112% → 11月15日 0.9062% → 11月16日 0.9087%と推移。
一昨年5月まで過去2年5ヶ月は低下傾向でしたが、
一昨年5月からは上昇傾向なんです。
しかし、ここにきて2010年からのギリシャ財政危機が、
市場への影響直前の2011年05月03日の0.346%を上回り、
ギリシャ財政危機時に最高金利だった2012年1月5日の、
0.5825%を上回ってきましたので、
金融システム危機懸念が再燃してもおかしくない水準なんです。
騒がれないだけで裏では、こんな事になっている。
やはり、下げたい時に持ち出すネタとして扱われるわけですね。
英国のEU離脱決定後に金利は一時低下しましたが、再び上昇傾向なのですよ。
気をつけておきたい材料ではありますので、
これも頭の片隅には入れておいた方が良いでしょう。