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株式市場が急落時に役立つ!プットバックスプレッド

急落時に役立つプットオプション

今日は急落の時に頼りになるプットオプションの取引について解説したいと思います。

大きな急落が来たときに、是非参考になればと思います。

プットオプションというのは日経平均が下がると思った時にヘッジする、

損をカバーするような取引の一つです。

 

 

 

プットバックスプレッドについて


例えば4/1時点では26,000円まで下がる権利は80円、

つまり8万円の保険料が必要となります。

これは8万円かけて日経平均が26,000円になった時に

このプットオプションが大きく利益になります。

これは、日経平均が26,000円近くまで下がった時に手仕舞いする保険となります。

その場合、損益がいくらになるのかを調べるのに、損益シミュレーターを使います。

 


日経平均が26,000円近くまで行った時には合計損益額が79万円と表示されています。

つまり、8万円の保険料が日経平均26,000円までいくと、

最短で70万~80万ぐらいになるということです。

なので株式の評価損をカバーできるのがこのプットオプションとなります。

 

しかし26,000円のプット1枚だと、どうしても掛け捨てになりやすいです。

 

そこで、千竃がよく推奨しているのが「プットの大量買い+プットの1枚売り」のプットバックスプレッドです。

遠いプットオプションを大量に購入して、近いプットオプションを1枚売る方法です。

 

図の場合ですと、4/1時点の日経平均が29,441円だったので、

29,000円のプットを1枚売り、26,000円のプットを7枚買います。

こうすることで29,000円のプット1枚買うよりも、

同じくらいのコストをかけて、利益を倍以上にすることが出来ます。

 

プットオプションの上昇率を使った急落に対するヘッジがプットバックスプレッドとなります。

なので、急落が怖いと感じる人はプット単体で買うよりも、

プットを大量に購入して、プットを1枚売る方が

コストパフォーマンスは良いので、是非覚えていただければと思います。

 

 

 

仕掛けるタイミングは?

プットオプションを仕掛けるタイミングについては悩みは尽きません。

千竃がタイミングで心掛けているのは、日経VIの僅かな変化です。

 


プットバックスプレッドを仕掛けるとすれば、

上放れしたところ(図①)だったり、

5日移動平均線を越えはじめた時(図②)や、

5日移動平均線と20日移動平均線がゴールデンクロスした時(図③)、

大きな陽線(図④)にヘッジをしています。

 

日経平均が下がると感じたタイミングよりも、

日経VIと合致させて、テクニカルも揃っていれば、資産に対するヘッジを仕掛けます。

 

下落過程をオプションで取って、その下落過程で得た利益を、

株式投資の長期投資用に振り替えるのが一番良いのではと思います。

 

 

 

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