無敵の選挙相場なのに暴落!!

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10月21日の市況解説

21日の日経平均株価は28,708円と大幅下落となりました。

21日の相場は先物売りで荒れた一日となりました。

先物主導で上がっていた分、その巻き返しが起きた様に思います。

荒れた背景としては、自民党過半数割れの可能性が多くのメディアで報道されたことや、

岸田総裁が任期中の金融所得課税や

選挙の与党過半数割れを「有り得る」と発言していたことが影響したようです。

 

日経平均株価のチャート上では、下向きの25日移動平均線に

逆サポートされている様な形で大きく下がっています。

チャートの形状としてはあまり良くない形ですが、結局は業績に収斂されていくと思います。

千竃としては今回のは下落は業績相場に移行する為の痛みある下落だと考えています。

 

株式を見ると、値上がり銘柄が約300銘柄、値下がり銘柄が約1700銘柄となっており、

業種別で見ても、全業種で売られていました。

全体的に良くない相場でしたが、その中でも原油価格恩恵銘柄などは辛うじて強含んでいました。

 

また米国市場をみると、米国企業の86%が予想を上回る利益を出しており、

非常に業績が好調となっている様です。

 

 

 

日経平均株価チャート解説


図は日経平均株価30分足のチャートです。

10月7日ぐらいから上昇トレンドが始まり、21日にこのトレンドがガツンと崩れてしまいました。

15日の赤丸部分に窓が開いており、先物の状況も考えると、

恐らく22日に窓埋めになりそうな形をしています。

また以前窓埋めして一服した形が青丸部分で、

この開けた窓を完全には埋め切らずに失速してしまったという感じです。

なので意識されそうな窓は赤丸部分だと思います。

前回やや窓埋めしてから天井を打った形なので、

今回もやや窓埋めのところから底を打つのではないかと考えています。

 

 

 

米国市場の様子


図はNYダウのチャートです。

最高値間近となっており、その背景には企業業績が非常に良い事が影響しており、

緩やかに業績相場に移行している様に思います。

しかし一方でリーマンショック時と似ている面があります。

リーマンショックの時は非常に低金利で、

その上不動産バブルもあり、原油が上昇していた中、

ある日原油が高止まりしてから株価が下げ始めて、

半年~10ヶ月後ぐらいにリーマンショックが起こりました。

 


図はVIX指数のチャートです。

VIX指数は15ポイント台まで下がっており、相場が非常に楽観状態であることを示しています。

コロナショック時はVIX指数は80ポイント台まで上昇していましたが、

それが徐々に落ち着いていきました。

今のVIX指数は15ポイント台で、

今年のレンジ下限14ポイント台まで近づいていますが、

一昨年のレンジ下限は12ポイント台なので、

もしゴルディロックス相場という超楽観相場にいくとしたら、

14ポイントを割り込んでから始まるのではないかと思います。

なので12ポイント~14ポイントというのはある程度は意識しておきたいところです。

 


図はもう一つの恐怖指数といわれている「Fear & Greed Index」です。

この数値が80までいくと、もう相場は超楽観状態なので

一旦米国株は手仕舞う段階になるのですが、

今は67となっており、やや楽観へと傾き始めています。

 

 

 

今冬のリスク

今冬は様々なリスクがあります。

再生可能エネルギーに舵を取り過ぎていた欧州が、

エネルギー危機に陥り、ロシアの思うがままになりつつあります。

 

また新型コロナウイルスの感染リスクが高まりますので、

一応は冬のリスクとしては考えておいた方がいいかと思います。

 

そして急激な気温低下が発生するラニーニャ現象の発生が70%の確率であるそうです。

なので今年の冬は世界的に非常に寒くなるかもしれません。

 

最後にコロナ禍が落ち着いても消費の勢いが戻らないかもしれません。

これは先日野村総合研究所が、

「コロナが落ち着いても消費が元の状態に戻らない」というレポートを出していました。

また飲食店などの倒産企業が増加しているというデータもあります。

 

今冬のリスクは株価と実体経済が乖離している中、収斂する可能性もありますが、

ひとまずは相場と向き合って対応していくしかありません。

 

 

 

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