関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
広告の一部として記載しておりますので
問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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コロナ対策で各国の中央銀行が莫大なマネーを供給して、何とか経済後退を免れました。
株式投資としてのパフォーマンスを見ると、ほとんどの国で資産が上昇していきました。
マイナス金利の世界では配当や金利を生まないマネーの行き場は、
株式やデジタルゴールドであるビットコイン、あるいは金相場に流れていきました。
特にこの1年半ぐらいは中央銀行からの大量なマネーによって大きく上昇しました。
そして次のフェーズに移行するとなると、
大量にばらいまいたマネーを中央銀行は回収しなければなりません。
多くの国ではいよいよこのお金を回収するサイクルに突入したと感じています。
基本的に相場のサイクルは4つあります。
「金融相場」、「業績相場」、
「逆金融相場」、「逆業績相場」
これら4つのサイクルが繰り返されています。
金融相場は、金余りが影響して上昇するサイクルです。
業績相場は、景気や企業業績によって上昇するサイクルです。
逆金融相場は金融引き締めのサイクルであり、
政府や中央銀行は景気が拡大し過ぎてインフレになることを抑制しようとします。
そして物価を安定させるために金利を高めに設定して上昇させます。
金利が上昇することで株式市場から債券へお金が動きます。
そして株価は下方バイアスがかかりやすい傾向があります。
また金利上昇の恩恵がある企業に資金が入りやすい特徴があります。
逆業績相場は企業業績が悪化して株価が大きく下がるサイクルです。
一番大底になるサイクルでもあります。
キャッシュポジションをこのサイクルで拡大していくことは、
超長期的なパフォーマンスとしては優秀だと思います。
特に注目されるセクターはディフェンシブセクターです。
今まで何でも上昇していた相場がひとまず終焉して、
これからの相場は通常運転モードに戻ったのではないかと思います。
速やかに大きく下落していくイメージはありませんが、
今冬のエネルギー危機の問題があるので、警戒はしておきたいところです。
これから来そうな逆金融相場、逆業績相場の中で、
もし持ち株が暴落してしまった場合の対処法について解説していきます。
まず持ち株が暴落したら、自分の投資スタンスを見つめ直します。
高配当目的の株式がキャッシュを稼ぐ投資スタンスの場合は、
高い利回りとなるので、財務をしっかり見ながら、
基本的には迷わず買い増しをしていく局面だと思います。
一方、短期間での値上がりを狙う投資スタンスの場合は、
ためらわずロスカットという選択肢を選ぶ局面だと思います。
自分の投資スタンスを振り返ることが重要だと思います。
次に「下落もチャンス」だと考えます。
景気サイクルは繰り返されています。
企業価値が揺るがず、シェアも拡大しており、
売上高や営業利益、高い利回りを持つ銘柄にとっては、
相場が下がることはチャンスとなります。
なぜならその良い銘柄を安く買えるからです。
良い銘柄を安く購入して、次のサイクルに備えて種をまくことが重要だと思います。
最後に価格弾力性を測ります。
価格弾力性を測る上で重要なのが移動平均線との乖離率です。
持ち株や狙っている株の価格弾力性を測る為に、
超長期的なチャートで移動平均線との乖離率を調べたが方いいです。
移動平均線との乖離率が何%以上の拡大で反発に転じるのかを調べることで、
持ち株が大暴落した時に買い増しするタイミングが見えてきます。
株価に多少のブレはあっても、企業価値のブレは毎月変わるものではありません。
ビジネスモデルの価値を深く検証していくフェーズに入ってきた思います。
これから相場サイクルが変わっていく中で、日経225オプションは非常に重要ですし、
注目されるセクターなどもますます重要になってくるかと思います。
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