関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
広告の一部として記載しておりますので
問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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日経225オプション取引とは、
日経平均株価を満期日(将来の決められた期日)に
あらかじめ決められた価格で買う権利、または売る権利を売買することをいいます。
買う権利をコールオプション、売る権利をプットオプションといいます。
オプションの取引を簡単に表すと以下の様になります。
・日経平均株価が騰がる→コール買い
・日経平均株価が下がる→プット買い
日経が騰がると思ったらコールオプションを買って、
日経が軟調になる、暴落が来そうだと思ったらプットオプションを買います。
この画面でどのオプションが売買されているのか、
どの権利が上昇しているのかが一目でわかります。
左の赤枠がコールオプション、右の水色枠がプットオプションとなっています。
図のオプションビューは10月27日日経平均現物が終値29,098円と小反落した時の取引画面です。
赤枠①の日経平均が30,000円まで上がる権利(コールオプション)が53円と軟調になっています。
それは日経平均株価が反落したからです。
反対に取引が多いのが水色枠②の日経平均が27,000円まで下がる権利(プットオプション)が88円と上昇しています。
なのでここから日経平均が騰がると思ったら30,000円のコールオプションを買い、
下がると思ったら27,000円のプットオプションを買えばいいのです。
オプションの買い戦略のメリットとデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
まずメリットとしては、損失が限定される点と爆発力がある点です。
先程の赤枠①の日経平均が27,000円まで下がる権利(プットオプション)を88円で1枚買うと、
最大損失は88,000円となり、損失は限定されます。
そして、このプットオプションは始値65円でスタートして、
約3時間で20円も上昇しており、爆発力としては非常に高いです。
しかしデメリットもあります。それは時間とお金です。
図は松井証券の損益シミュレーターです。
日経平均が27,000円まで下がる権利(プットオプション)を1枚買って、
今すぐに日経平均先物が28,300円まで急落した場合、
このプットオプションは76,000円の利益となります。
しかしSQを見ると−87,000円の損失となっています。
要するに日経平均が27,000円まで下がる権利を買ったとしても、
SQに27,000円を割り込まない限りは紙屑同然となってしまいます。
つまり非常に短期勝負であり、暴落は中々来ないので利益確定が難しいです。
そして日経平均が28000円まで下がる権利を購入しようとした場合は205円なので、
保険料が20万以上もかかってしまいます。
安いプットオプションを買えばいいのですが、
そういったオプションには時間とともに減少しやすいデメリットがあります。
こういったオプションの欠点を補うやり方のひとつに、デビットスプレッドがあります。
これはオプションの買いと売りを1枚ずつ購入するやり方です。
そうすることによって、損も利益も限定となりますが、保険料が安くで抑えられます。
資金効率的にもメンタル的にも良いやり方と思います。
オプション取引の資金管理をコントロールしやすいものだと思います。
やはり一部で「オプションの売りが怖い」と言われがちですが、
しっかりとコントロールすれば、損失無限大も防げるので、その術を知っていくべきだと思います。
日経平均株価が騰がると思った時は先物購入ではなく、
コール買いとコール売りをやることで、負けが少なくなり、投資の成功体験が増えていきます。
そうして相場に順応しやすくなり、長期的に勝ちやすくなります。
これがオプション取引の一番のメリットではないかと思います。
先物やETFで日経平均自体に投資をするのもいいですが、
オプション取引のやり方を覚えて相場に慣れていくのも良いかと思います。
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