関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
SQは29,909円73銭となりました。
千竃は今週はSQ予想をやめていたのですが、
本田は昨日動画で解説したように29,500円~29,750円の間で予想しておりました。
しかし、9983 ファーストリテイリングが8日に上がりまして、だいぶ持ち上げた形のSQ着地となりました。
やはり第2四半期の決算が上方修正ということが影響しました。
メルマガの方では、このファーストリテイリングの決算は少し注意が必要だということをお伝えしました。
ファーストリテイリングの上昇は、いいように使われた結果となりました。
9日の朝だけ高くて、ダウの先物を持ち上げた形になっていました。
市場コンセンサスには未達でした。ただ買い残売り残など需給状態は良いです。
日本の株式市場ですが何となく冴えないなという印象を受けます。
それには3つの理由があると千竃は考えています。
まず1つ目が、4月1日新年度明けてからのドル円の円高基調です。
日本株やTOPIX、輸出企業などは円安で上がってきた側面がありました。
為替差益を業績に持ち込むので、円安であれば業績が良くなり、株価も従って良くなる、
2つ目が金利です。金利が上昇してきていたので、金利高に恩恵があるような銘柄もある程度相場の追い風になっていました。
そして3つ目がコロナの感染拡大です。
今まで値を保っていたアフターコロナ銘柄の追い風がなくなってきました。
そして、同じく3つの理由で米国株は上げています。
1つ目が半導体の強い需給、
2つ目がワクチン接種をしたことによる強い経済期待、
3つ目がパウエル議長の発言による金融緩和、
以上3つの理由が米国株の上昇要因かと考えています。
今の日本市場は強い材料もあるのですが、それは外側にある感じで、
内側ではそこまで材料がないという状態に見えます。
なので下がらないし、上がらない、行ったり来たりな相場になったと思います。
元の相場に戻った様な感じがあります。
アメリカ株に関してはハイテク企業を中心に順調です。
ワクチン、金融緩和、半導体の3つの理由で上がっています。
日本はSQ29,900円から相場が走って、30,000円の滞留時間がまたしても維持できませんでした。
そしてアメリカがやはり対中国に対してかなり厳しい姿勢を見せています。
今日は中国のスパコン7社に輸出禁止措置を発動しています。
あまり報道されてはいませんが、トランプ政権のような厳しさを見せています。
日本株はやはり4月から風向きが変わりました。
円高になり、バリュー株の値下がりが目立ちます。
オプション市場ではVIX指数が低下していると、
それに伴って日経平均VIも低下してまして、1年前の水準まで元に戻りました。
相場自体がゲームチェンジしたんだと認識してます
つまり、これからオプションの売り戦略が強くなります。
ただ懸念している点があり、6月ぐらいにちょっと変わるのではというニュースも出てきたので警戒しています。
しかし比較的オプションは売り戦略かなと思っています。
日経平均VIとは投資家が将来の市場の値動きをどう想定しているかを示す指数です。
市場参加者の気が大きくなる、つまり楽観していくと日経平均VIは低下します。
しかし市場参加者の気が小さくなる、つまり弱気になってくると日経平均VIは上昇します。
今までの暴落と日経平均VIを見ていくと、図のようになります。
コロナウイルスでは60ポイントぐらいまで上昇しました。
それが今では17ポイント台となっています。
恐怖心理が今は非常に弱まっているという事です。
日経平均VIとVIX指数がともに低下するとどうなるのでしょうか?
千竃の考えではオプションの価格が日々減少していくと思います。
そして、ぬるま湯相場、ゴルディロックス相場が来ると思います。
なのでオプション取引ならショートストラドル、ショートストラングルというやり方が有効だと思います。
本田からアフターコロナ関連銘柄空売り候補の紹介です。
まず一つ目が、7453 良品計画です。
空売り候補と銘打ってますが、上昇トレンドの最中なので、崩れそうで崩れないと思います。
2,400円割れがあれば、売っていって良いのではと思います。
2つ目が3141 ウエルシアHDです。
業績が微妙だったこともあり、3,500円を明確に割り込んでくれば、
3,000円辺りまで期待できるかもしれません。
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします