関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
GWも終わり、今週の取引は6日、7日の2日間となります。
株式市場ではアメリカのイエレン財務長官が衝撃的な発言をした影響で、
一時的に急落する雰囲気が出てきたりしました。
取引は2日間と短いですが、6日にはかなりの業績発表が控えており、
ADP雇用統計も発表されるので、これからどうなるかが気になるところです。
消費あるいは人の行動意欲が日に日に増してる感じがします。
アメリカの経済でも消費ブームの兆しが出ています。
なんとカジノの売上高がコロナの前の水準に回復していたり、
カリフォルニアではテーマパークなどが相次いで営業再開しています。
アメリカの18歳以上の4割超がワクチン接種を完了しており、日本との違いを痛感します。
そんな中、FRBでは緩和縮小論が浮上しています。
米ダラス連銀のカプラン総裁からは、
「出来るだけ早めに開始すべきだ」という発言が出ています。
千竃としては2019年の貿易摩擦問題が加熱して起こった
ショック安が少し頭をよぎっています。
今の日経平均と若干似ており、当時の信用買い残よりも多い状況です。
4月の特異月が終わってしまったので、
この連休分の売り需要がどれだけあるのかが注目ポイントになってくると思います。
今の日本市場は信用買い残が多いので、
自分の重さに耐えきれなくなっている状況だと思います。
半導体に注目しており、今晩のSOX指数がプラスになっていれば
日経平均がそこまで下落することはないと思っています。
株式に関しては四季報でスクリーニングをしてみたところ、
200日移動平均線を割り込みつつ、信用倍率が10倍の銘柄が415銘柄ありました。
これが500、600、そして1000銘柄と増えてしまうと頭が重たくなってきます。
なので手持ちの銘柄の信用倍率を確認した方が良いと思います。
先行指標となるNYダウ輸送株平均は新高値を更新しています。
そして4日に公開されたイエレン財務長官の金利上げに関する発言で、
NYダウは一時大幅に下落しました。
VIX指数も22ポイントまで上がりましたが、
リボンチャートに抑えられている状況です。
なので連休明けはVIX指数の挙動にも要注意です。
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