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野村ショックはバタフライ効果に要注意!

3月29日の市況解説

今日は権利付き最終売買日ということもあって市場が少し賑わっていました。

 

 

そして野村證券の巨額損失が話題になりました。

基本的にはレバレッジのかけすぎによるマージンコールなので

この余波によって色々出てくると

センチメントが悪化して調整の材料になりやすいです。

今日はちょっとその辺りが意識された展開になったと思います。

 

 

株式に関しては銀行が少し値下がりしていました。

反対にファンダメンタルズの材料が出た4755 楽天

建設セクターなどが今日は軒並み強かったと思います。

 

 

そして今日はマザーズの下落が顕著でした。

期末の再投資の流れで今日明日に結構な金額が入るのですが

その追い風にフォローされないのがマザーズ指数です。

 

先週とか先々週など強含んでいる時は

マザーズ指数が日柄的にはちょっと下がりやすいので

その下がったところでグロース株を狙っていけば

まだ大きなリターンが臨めるんじゃないかという投資戦略は今でも思ってます

 

しかし、これは4月が強いということが前提です。

金融ショックが起きなければという話です。

 

 

日経225オプションは出来高が結構多かったです。

ただ今ちょうどリバウンドしているのでプットが値下がりしています。

ただ欧州やアメリカの時間になる前に値下がりしてる状況なので

第二波、第三波のマージンコールの被害のニュースはそこまで出ていないので

今のところは少しヘッジ需要が膨らんだかなというふうに認識はしています。

 

ただ千竃はどちらかというとサブシナリオだったりとブラックスワンだったりと

予想だにしない方向にかける癖がついてるので

一応プットはロングをアドバイスさせて頂いています。

日経平均が上がる権利に関しては少し期待値が剥がれている状況とみています。

 

 

そして今週は持久戦になりそうな予感がします。

本当に日銀は日経平均のETFを辞めてTOPIXに賭けるのかというところを

海外投資家は見そうな感じがします。

 

4月1日、2日は少し下げるのではないかなと思うのですが

それでも押し目になるというシナリオを立てています。

SQに関してはまだ予測はしなくてもいいかなと考えています。

 

今晩は、やはり米国株がどうなるかが気になるところです。

 

 

 

 

 

パリバショックが頭をよぎる


パリバショック後の日経平均株価をチャートで見てみましょう。

あくまでこれは予行練習あるいは避難訓練のような考えなのですが

やはり今回の騒動がバリパショックと被るんです。

レバレッジをかけすぎたものの付けというのが共通項のように感じます。

あくまで予行練習的なものとしてみておくのが良いかと思います。

一番最悪なケースをまず最初に考えるのも大切です。

 

 

 

 

 

怖いのはバタフライ効果

野村証券が20億ドル、クレディスイスが40億ドル損失を出したと言われていますが

ここで気をつけたいのがバタフライ効果です。

損失額よりもバタフライ効果の方が千竃は怖いと思っています。

あっちもこっちもと次から次に被害が出てくることが怖いです。

今晩、一夜だけでも気を付けておきましょうというスタンスです。

 

 

 

 

 

注目すべきは実効再生産数

コロナウイルスの感染者数はあまり減っていません。

緊急事態宣言解除後のポイントが実効再生産数だと思います。

実効再生産数とは一人の感染者が平均して何人に感染させるかを表す指標です。

これが一番重要な指標であると思っています。

1月から2月にかけて緩やかに下落したんですが3月にかけてから1をずっと超えている状況です。

これが上がってるのでまだまだ状況は侮れないと思っています。

ただ日経がどうなるかなどの株価にはあまりダイレクトな影響はしないと思います

 

 

 

 

 

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