暁投資顧問

おかげさまで10周年

マーケットの主役は半導体へ。立ちはだかる日経平均3万円の壁。

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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
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取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
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指標の一つとしての内容になります。
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ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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11月19日の市況解説

19日の日経平均株価は29,745円と反発となりました。

日経平均株価の寄与度を見ると主役が変わったことが分かります。

いつもなら9983 ファーストリテイリング9984 ソフトバンクグループだけで上昇していたのが、

今では8035 東京エレクトロン6762 TDK6976 太陽誘電6857 アドバンテストなどの

半導体株中心に上昇しています。

つまり今の日経平均はフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)と非常に連動性が高い状況になっています。

 

株式をみると、新高値銘柄数<新安値銘柄数となっており、

一部の半導体株だけが強くて、概ね安値銘柄が多い状態となっています。

コントラストが強すぎて、ちぐはぐな状況が今の日本株の状況となっています。

また水晶デバイス関連も急騰しており、

6962 大真空6728 アルバックは年初来高値を更新しました。

そして今の日本株市場の主役は8035 東京エレクトロンとなっています。

東京エレクトロンはエッチング装置主力国内最大手の企業です。

19日の終値は62820円となっており、上場来高値を更新しています。

既に個人投資家が買いづらい株価になっており、

こういった状況は以前の9983 ファーストリテイリングと似ていると思いました。

なので、東京エレクトロンの株が高くて買いづらいのなら、

東京エレクトロンの顧客や株主などの関連企業の銘柄を狙っていきたいところです。

 

 

 

日経平均30,000円の壁

日本市場ではオプション市場の踏み上げ相場によって急騰と急落が起こることが割とあります。

あと3週間で期限を迎える12月限のオプションで最も建玉があるのが、

30,000円のコールオプション(30,000円まで上がる権利)で、なんと18,000枚もあります。

つまり日経平均が30,000円まで上がらないと思っている投資家が多いということです。

 

これからのシナリオとしては2つあります。

1つが日経平均30,000円の売り需要が多いまま12月SQを迎えるというもので、

これがメインシナリオだと思います。

 

しかし日経平均30,000円で売っている人が多いということは、

もし30,000円の売り需要が巻き戻されると、日経平均30,000円超えの可能性が出てきます。

そうなってしまうと、コールオプションは含み損になるので、急騰していくという流れになります。

これが2つ目のシナリオです。

 

 

 

本田先生が選ぶ電池関連紹介銘柄

電池は電気自動車にとって不可欠なものであり、再生可能エネルギーにも使われています。

今回は本田先生が選ぶ電池関連銘柄を3銘柄紹介していきます。

 

 

【6955】FDK
富士通の連結子会社で、産業用のニッケル水素電池やリチウム電池などの電池事業を主軸にしています。

小型全固体電池のサンプル出荷を2019年に開始して、水素/空気二次電池も開発中です。

過去にEVが盛り上がっていた時期は業績が良くなかったのですが、

最近では黒字化して、業績も増益増収と好調となっており、昔の赤字体質とは違うと思います。

不採算事業を売却し、更なる成長が期待できそうです。

 

【6201】豊田自動織機
トヨタグループのひとつで、エンジンやカーエアコン用コンプレッサーの製造に加えて、

フォークリフトの製造・販売を主軸にしています。

電池出力の向上が見込めるバイポーラ型ニッケル水素電池を

トヨタ自動車と共同で世界初実用化させました。

また最近の株価では上場来高値にタッチするような勢いがあり、非常に好調となっています。

 

【5218】オハラ
光学ガラス老舗メーカーで、生産量は国内トップとなっています。

今はデジカメ用から半導体露光装置向けやスマホ筐体などの特殊ガラスにシフトしています。

2016年に全固体電池製造に着手し、現在でも全固体電池における実用レベルの特性実現を目指すとともに、

液系リチウムイオン電池の特性向上につながる添加剤としての拡販を進めています。

 

 

 

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