暁投資顧問

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日本株が抱える2つの需給不安

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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
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12月2日の市況解説

2日の日経平均株価は27,753円と反落しました。

日経平均は182円安、TOPIXは1926ポイントとなりました。

 

株式を見ると8306 三菱UFJFGなどの銀行株に

寄付きからずっと高いレベルの買いが入っていたり、

7203 トヨタ自動車などは1日通してマイナスにはなっていない状態となりました。

TOPIXCore30などの時価総額も流動性も高いレベルである

国際競争力を持った企業に買いが入っていた印象があります。

そこからどんどん小型株やマザーズへ、そして先物・オプションなどに

伝播していけば底打ちだと思いますが、中々難しい状況だと思います。

また9984 ソフトバンクグループが年初来安値を更新して、

日経平均を大きく下げる要因となりました。

アリババ株の評価損がかなり厳しいことになっている様です。

 

また2日の市場は年金買いがあった様に感じます。

それは前場の寄付き段階や後場の寄付き段階でみるみる注文数が増えていったからです。

こういった買い方をするのはGPIFではないかと思います。

 

 

 

日本株が抱える2つの需給不安

相場が下落した今だからこそ2つの需給不安が話題になっています。

1つ目が株の信用買い残で、3.7兆円と2007年以来の14年ぶりの高水準となりました。

ただこの信用買い残は人気株に集中しているので、

実態はそんなに積まれていない様に思います。

 

そして2つ目が12月恒例のIPOラッシュです。

今年は32社が新規上場を予定しており、24日には7社も上場を予定しています。

IPOが100社を超えるのはリーマンショック前年2007年以来の14年ぶりです。

なぜ需給が悪くなるかというと、「買い手が分散」してしまうからです。

日本市場にはあまり資金は入っていない中で、12月に32社が上場すると、

こちらの方にお金が集中してしまい、流動性が下がるので、相場が萎んでしまいます。

 

 

 

米国市場には恐怖の大王が降りてきた

211202VIX指数
図はVIX指数のチャートです。

VIX指数は今年で2番目に高い水準まで来ており、

非常にハイボラティリティとなっています。

VIXの高値も31ポイントまで来ています。

オミクロン株のアメリカ国内での感染が確認されたというニュースで一気に売られた、

というのは口実で実際はFRBの方針転換が大きく影響したのではないかと思います。

また再来週の14日・15日にFOMCがあるので、

そこでショック安を起こさせたくないという意思がある様に感じます。

 

211202Fear & Greed Index
図はFear & Greed指数の図です。

1か月前は89と総楽観状態だったのが、

現在は25と恐怖にのたうち回っている状態に変わりました。

VIX指数もFear & Greed指数も恐怖に傾いており、

こういった時こそ高配当株を買っておいた方が良いと思います。

 

 

 

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