暁投資顧問

おかげさまで10周年

改めて売り直される日本株

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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
投資に関しまして、一つの参考材料にして頂く事が目的で御座います。
投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。
取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
また、此方は助言ではなく、動画やブログなどは
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問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。
指標の一つとしての内容になります。
十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、
参考にされて下さいませ。
ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。
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12月10日の市況解説

10日の日経平均株価は28,437円と続落となりました。

日経平均のチャートを見ると改めて日本株が売り直されたということが分かります。

日経平均が上昇したのは、日本株が評価されたわけではなく、

オプションの評価によるもので、メジャーSQが28523.30円となり、

そのまま買い上がる力なくなって、自重によって落ちてしまいました。

米国のCPIやFOMCの発表も控えており、

年の瀬で売買代金も少なくなるといった市場の様相も影響したのではないかと思います。

 

メジャーSQが通過しましたが、わずか1分間ほどでSQ値が決まりました。

ここまであっさり決まった背景にはオプションの攻防は既に7、8日辺りで終わっていたからだと思います。

 

そしてやはり先週は日本株に年金マネーが入っていた様です。

先週寄付きで大型株買い、後場も決め打ちの寄付きかいが発生していたので、

年金機構などの買いが入ったのではないかと予想していましたが、やはり予想通りだったようです。

 

11月の企業物価指数は前年と比べて9%もの上昇をしており、

各指標ではデフレといわれていますが、一方でこのようにかなりのインフレが進んでいる側面もあります。

デフレとインフレの側面がある、すなわちスタグフレーションが起きており、

特に地方がスタグフレーションで疲労していくといった最悪なシナリオも、

来年は考えておかないといけないと思います。

 

米国では米半導体株のブル型ETFから過去最大の資金が流出した様です。

 

 

 

投資主体別売買動向を見る

211210投資主体別売買動向
図は12月第1週の投資主体別売買動向の表です。

個人投資家の買いが凄く、信託銀行の買いも3400億円程あり、

今年最大の規模で年金買いがあったことが分かります。

一方で海外投資家は8200億円の売り越しとなりました。

今年も売り長で、日本株を売るという流れで終わりそうだと思いました。

 

投資主体別売買動向を見る際の注意点があり、

ネット上では現物と先物が一緒くたにされて表示されているものがありますが、

現物と先物は分けて考えた方が良いです。

海外投資家も8200億円の売り越しですが、先物は7000億円の強烈な売りで、

株は1200億円しか売っていないので、額面通り受け取る必要はないかと思います。

海外投資家が売った現物株1000億円を個人投資家や年金がカバーした週だったと思います

 

 

 

年末に向けての本田先生の相場観

211210年末に向けて
弊社の本田先生が考える年末に向けての相場観ですが、

至ってシンプルで、日経平均26,950~30,800円の間でだけ戦います。

日経平均の1年間の月足が26,950~30,800円なので、この4000円幅で年末戦おうといった具合です。

オプションであればこの値幅を意識したスプレッド取引をしたり、

株式であればIPOラッシュがあるので、IPOをメインにした短期トレードなどを中心にやっていきたいと考えています。

 

 

 

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