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12月16日の市況解説

16日の日経平均株価は29,066円と大幅続伸となりました。

FOMCが無事通過したことで市場が安心して上昇に繋がりました。

FOMCの結果は十分タカ派に感じられましたが、リスク資産は反発となりました。

 

日経平均のチャートを見ると主要な移動平均線に抑えられていたものが、

窓を開けて、606円高という力強い上昇を見せました。

しかしマザーズ指数を見ると、寄り付きの天井となっており、

戻り売り圧力がとんでもないのでスッキリするまではもう少しかかるかもしれません。

 

株式を見ると6920　レーザーテックも6857　アドバンテストも5％以上の上昇となりました。

半導体関連は前場・後場ともに下値は探りませんでした。

一方的に買いが強いという状況になっており、

久しぶりに目が覚めるような買いが継続的に入っていました。

そして7751　キヤノンは今期増配を発表して、年間配当は100円となりました。

 

 

 

米国市場の様子

米国市場はFOMCが無事通過したことで、

VIX指数は一段と低下して19ポイント台まで下がりました。

つい2週間前まで35ポイント台にあり、ハイボラティリティだったものが半分になりました。

もう少し楽観に傾いてくれたらVIX指数のヘッジなど面白いことになると思います。

 

 

図はS&P500のチャートです。

波を打つようなリボンチャートに支えられているのが分かります。

 

そして、クリスマスラリーに74億円かけた1人の投資家がいました。

クリスマスにかけて相場回復を見込むトレードをしており、

クリスマスラリーにバーティカル・ブル・コール・スプレッドを仕掛けました。

4650のコール買いと4750のコール売りのトレードを行いました。

そしてS&P500は見事反発をして、大きなリターンを得たのではないかと思います。

 

 

 

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