買い手不在と薄商いの日本市場

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12月20日の市況解説

20日の日経平均株価は27,937円と大幅続落となりました。

20日の相場を簡潔に表すなら、「買い手不在」な相場だったと思います。

自分の重さに耐えきれず、海外投資家が少し悪さをするだけで、

値下がりをしてしまうといった状況でした。

 

取引時間内でNYダウなどの外部環境はそんなに悪化していなかったので、

日本独自の下げだったと思います。

 

一方、株はコテンパンにやられてしまいました。

3994 マネーフォワードは3%の下落となり、7203 トヨタ自動車は2.45%の下落となりました。

またTOPIX Core30も2.2%の下落となっており、大型株でさえ崩れており、

株にとっては良いところがない一日でした。

 

ここ最近の相場の雰囲気を見ても、日本株を買おうという流れが、

個人投資家にないなと感じます。そして総悲観まであと少しの様に感じます。

 

 

 

株価バブルは終わり?

今の相場は売り圧力が多いだけなのか、

それとも大局的に考えて量から質へのゲームチェンジなのか、気になるところです。

 

企業価値が良くて、営業キャッシュフローも安定しており、

高い株主還元策を行っている企業はこれからも問題ないと思います。

問題はアベノミクスで下駄を履いていた企業で、

そういった企業にとってこれからは厳しい状況だと思います。

 

これから気を付けておくべきなのは、いつ暴落がきても問題ないような資産配分を作ることです。

そして暴落を予想するよりは、暴落がきたらする行動を決めておく、

即ち暴落後の先手の動きを取ったほうがいいと思います。

 

そして中期的な下落トレンド入りかどうかを判断するとしたら、

やはりTOPIXの年初来安値割れが基準になるかと思います。

 

 

 

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