関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
25日の日経平均株価は27,131円と大幅反落となりました。
恐らく多くの方が気にしてるのは、デッド・キャット・バウンスだと思います。
「デッド・キャット・バウンス」とは、
市場の急落が続いている局面で、一時的に起きる反発のことで
ウォール街で使われる格言の一つとして有名です。
TOPIXは高値圏から10%下落したので、
相場の物差しでいうと調整相場入りという風に今のところはなっています。
TOPIX Core30はネガティブゾーンに入ってしまい、
どこで下げ止まるのか気になるところです。
株式を見ると、24日の市場とは打って変わって全面安となりました。
値上がり銘柄が約300銘柄に対し、値下がり銘柄は1800銘柄程あります。
殆どの銘柄は下がっていましたが、相場が弱いときに資金の矛先になりやすい
電力や食品などのディフェンシブセクターは上昇していました。
例えば2212 山崎製パンは2.9%の上昇となっていました。
また通信インフラ系の9433 KDDIも2.1%の上昇をしていました。
そして軟調が続いている6920 レーザーテックは3.9%の下落となりました。
1月4日のディストリビューションデーで大口の売り抜けが確認されてから下げが続いています。
しかしレーザーテックはここ1,2年は200日移動平均線をタッチすらしないぐらい強さがありました。
なのでこの辺りでテクニカル的に買いが入るかどうかが相場の肝の様に感じます。
また半導体関連銘柄の6368 オルガノも3.4%の下落となっています。
しかしオルガノはこの水準でPERは11倍台、PERも1.36倍となっており、
投資の物差しで測ると値ごろ感は出てき始めてる様に感じます。
ただ配当利回りが1.75%と低いので、
株価が7000円割れたあたりで狙っていくと面白いかと思います。
最近の日本市場は買いの罠、所謂「騙し上げ」が多いです。
なぜ騙し上げに乗ってしまうのかというと、
心理的に乗り遅れたという焦りが原因でブルトラップに引っ掛かってしまいます。
これを未然に防ぐためにはデリバティブ市場のチャートもちゃんと見ることが重要になってきます。
例えばプットコールレシオだったり、日経VIのチャートを見ることで、
日経平均だけのチャートだけでは分からない部分にも気づきやすくなるので、
買いの罠を防ぐヒントになります。
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