関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
26日の日経平均株価は27,011円と続落となりました。
日経平均は昨年来安値を更新し、約1年1ヶ月ぶりの水準に下落しました。
1月最大のビックイベントであるFOMCがあり、
インフレかマーケットかの想定通りの2択となっています。
今の現状はFRBの金融引き締めに対する不安で売られているといった状況です。
日本市場は今までグロース株売りがマーケットの下落を導いていましたが、
そのグロース株売りがいち早く反発しました。
朝方にFOMCが発表されますが、
市場のリアクションは条件反射的な動きが多い傾向にあります。
FOMCの翌日は改めて大口の機関投資家だったり金融機関だったりが
FOMCを吟味してポジションを取るので、
実は明後日の値動きがマーケットにとって重要になってくるかと思います。
日本に対してかなりポジティブな予測が出るのではないかという期待と、
世界経済の見通しがかなり減速するのではないかという警戒をしていましたが、
やはりインフレやオミクロン型が減速要因となって、
世界的には0.5%の経済成長率ダウンとなりました。
そして日本とインドだけが実質経済成長率の見通しがプラスとなりました。
この辺りがいずれ日本の買い圧力になってくれたらいいなと思います。
「金融相場」は金融緩和などで色んなリスク資産が騰がる相場です。
この相場では高配当株や逆業績相場などで
下がっていた株すらも騰がるといった状況になります。
そして業績を中心にして動く相場の「業績相場」になります。
次に金融引き締めで利上げのタームに入ることで「逆金融相場」になり、
利上げの影響によって業績が悪くなって「逆業績相場」となります。
そして中央銀行が金融緩和など刺激を与えることで盛り上がって、
金融相場に戻るといったサイクルを繰り返します。
今のマーケットは逆金融相場の入り口ではないかと思います。
このサイクルだと無借金企業やバランスシートで財務健全な企業が
消極的に選ばれる傾向にあります。
暁投資顧問では1月31日まで期間限定で新規会員様募集中です!
■会員様お申込みはこちらから
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします