関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週はとても厳しい1週間となりました。
日経平均株価は一時は26,000円を下回る寸前まで下落して、
昨年来安値を更新して2020年11月以来の水準まで下がりました。
米国市場を見るとS&P500は非常に記録的な下げとなりました。
今回のS&P500の下落は数年に1度あるかないかの記録的な急落でした。
それだけ大変な事態でしたし、買いのチャンスでもあったと思います。
投資の本質は投資を続けることなので、
長期投資なら下がっている時にこそ投資を止めてはいけないと思います。
巷では「岸田ショック」と言われていますが、
千竃としては「少し違うのでは?」と考えています。
今回の下落の本質的な部分はコロナバブルのつけが回ってきたからだと思います。
米国の経済指標が悪化し、それでもなおインフレは高止まりしている中で、
利上げの回数を早くしてインフレを退治するということは、
今までのサポートになっていた金融緩和のサポートが得られなくなるということなので、
そういった今までのコロナバブルのつけが回って、今回の下落に繋がったんだと思います。
ただ岸田内閣がマーケットを軽視しているという面は否定できません。
四半期開示の見直し、自社株買い規制、配当金に関する発言など、
株主資本主義の脱却を狙っている点は、
これからの日本株の上値が抑えられる要因になると思います。
今週の投資戦略としては、20日にあった大きな陰線の中で位置的には終始すると思います。
恐らくそこを超えるパワーもなければ、下回るパワーもないと思います。
また今週はイベントが結構あり、業績発表などが控えています。
なので「そこを見てからでも遅くない」と考える空気に包まれると思います。
特に2月4日には雇用統計があるので軟調になるかもしれません。
また米国・日本共にグロース株の業績発表もありますので、そこで市場が揺らぐかもしれません。
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