関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
1日の日経平均株価は27,078円と3日続伸となりました。
日経平均3連騰は昨年12月21日~23日以来となり、
今までの相場のサイクルが変わったのはポジティブな出来事だと思います。
ただ日経平均は朝大きく上昇したかと思ったら、
27,000円のところで頭を抑えられた形となっています。
マザーズ指数も同じ様に4%近く上昇して一時は800ポイントを超えましたが
そこから抑えられた形になり、772ポイントとなりました。
1月27日の大陰線を突き抜けれるようなメガトン級の好決算がまだ出ておらず、
地味な好決算が多く出てきています。
そういった好業績株の物色と短期筋の利食い売りが凌ぎ合った一日だったと思います。
この凌ぎ合いに決着が一旦つくのを待ってから動くのもありだと思います。
株式を見ると、6758 ソニーグループが米国のゲーム会社を買収したことで、
ゲーム企業株に少し弾みがついたように感じます。
また業績発表がいくつかされており、
新型コロナウイルス感染拡大で業績が悪化していたものがようやく回復してきた様に見えました。
例えば9202 ANAホールディングスは貨物事業の好調で赤字縮小となりました。
また9020 JR東日本も5.5%の上昇をしており、復活の兆しが見えてきた様に感じます。
そして6981 村田製作所は好業績を発表しており、過去最高益予想は更に更新されました。
その影響で株価は3.7%の上昇となりました。
他にも好業績を発表していた6701 NECと6762 TDKが11%の上昇となりました。
一方で6920 レーザーテックは7.2%の下落となりました。
1日の売買代金の8%ぐらいはこのレーザーテックの売買だったと思います。
ただここで半導体株に連鎖的な売りが生まれなかったのはポジティブな点だと思います。
このチャートをみると10時~10時半の間にピークアウトが起きて、
その後一斉に売られたことが分かります。
なので1日の相場は日経平均が売られたというよりはTOPIXのグロース株が売られた形だったと思います。
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