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節分天井彼岸底とは?本当に気にすべきなのはこのサイクル!!

注意書き①

2月3日の市況解説

3日の日経平均株価は27,241円と5営業日ぶりに反落しました。

下落した理由としてはNASDAQ先物が時間外で下落している影響で、

日本のグロース株も売られてしまったのが原因だと思います。

 

そもそもNASDAQ先物が下落した背景には、

メタ・プラットフォームズ(旧称:Facebook)が時間外の急落で10%以上下落したことにあります。

この下落が原因でグロース株全体が嫌気されて総売り状態となりました。

例えば2日に好業績を発表した2413 エムスリーでしたが、

NASDAQの下落につられてしまい、9%も下落して年初来安値を更新しました。

一方で強い株もあり、例えば8002 丸紅は上場来高値を更新しています。

また下方修正を発表した6902 デンソーも3.3%の上昇となっていました。

そしてバリュー株の8015 豊田通商は、上方修正と増配が発表されたことで5.2%の上昇となりました。

また最高益更新となりそうな9432 日本電信電話(NTT)が、午前中に猛烈な勢いで買われましたが、

後場にはマーケットが冷静になり1.6%上昇となりました。

NTTは安くなったら買いたいですが、さすがに3,300円台で買うのは難しいところです。

 

また米国軍が3000人規模をルーマニアやポーランドに配備したというニュースで、

有事関連銘柄も上昇となりました。

 

4日には米国の雇用統計が発表されます。

内容によってはインフレ圧力+弱い雇用でスタグフレーションが意識されるので、

負のスパイラルになる可能性があるので注意が必要です。

 

 

 

「節分天井彼岸底」って本当?

相場の有名な格言で「節分天井彼岸底」という言葉があります。

これは2月上旬から相場が天井打って、3月下旬辺りに相場が底を打つという意味合いです。

しかし過去のデータを見ると、決して「節分天井彼岸底」でないことが分かります。

 

なので「節分天井彼岸底」は有効ではありませんでしたが、

相場のサイクルとして気にするのなら信用取引のサイクルを気にした方がいいと思います。

高値から6ヶ月(半年)後の信用期日底の方がまだ有益だと思います。

なぜ「6ヶ月」を意識するのかというと、信用買いを返済しなければいけない期日が6ヶ月だからです。

だから高値から半年間というサイクルの方を注意しておいた方がいいと思います。

 

 

 

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