業績発表がピークへ!!8日のあの企業の業績発表に注意!!

注意書き①

先週の振り返り

先週の相場は振り返ると大きく上昇した1週間だったと思います。

そして先週の相場を振り返ると3つのポイントがありました。

 

まず1つ目が売買代金です。

他のアジア市場が休場だったこともあり、その分が日本市場に入った様に思います。

やはり上昇する相場は売買代金が3兆円超えており、

先週の平均売買代金も3兆円を超えていました。

この売買代金の強さが上昇のエンジンになったと思います。

 

2つ目が企業の業績です。

先週から業績発表が始まり、その中でもすこぶる好業績のものが多いです。

それに伴って日経平均EPSも騰がっており、

特に商社株の好業績が日経平均EPSを押し上げたことで、

今の日経平均PERは13.11倍と割安になっています。

 

そして3つ目がショートカバーです。

2月に入ってからクレディ・スイスが売っていた先物を買戻ししています。

そしてこれはクレディ・スイスだけではなく、

大手外資系証券会社も同じように買戻しをしています。

つまりこの買戻しのパワーが下値の強さになっています。

ただ穿った見方をすると、このショートカバーが全部完了してしまうと、

日経平均の下値のパワーがだんだんと萎んでしまうので、

そういった点ではリスクを孕んでいると思います。

 

 

 

好業績を発表した海運株だが…

海運大手3社の9101 日本郵船9104 商船三井9107 川崎汽船が過去最高益を更新しました。

海運に対しては短期的には強い見通しだと思っていますが、

海運バブルとコロナバブルは密接な関係があると考えているので、

これからもこの好業績が何年も続いていくのは難しいと思っています。

異常ともいえる利益水準と高配当は次第にピークアウトしていくと思います。

 

なので今から海運株はないと思います。

今からであればコロナショックで抑え込まれていた消費関連株が

これから利益水準が高くなるのではないかと思います。

 

 

 

今週の投資戦略

今週の投資スケジュールはかなりバチバチなものとなっています。

まず7日には9432 日本電信電話(NTT)の業績発表が控えています。

1兆5500億円の過去最高益になる見通しとなっています。

また同日にエアコン世界首位級の6367 ダイキン工業

総合リース最大手の8591 オリックスも業績発表を控えています。

 

そして8日には9984 ソフトバンクグループの業績発表が控えています。

この業績発表がある種のポイントになると思います。

ソフトバンクグループの業績発表の結果によっては、

せっかく好調な日経平均EPSの今までの好業績で騰がっていた部分が

剥がれてしまう可能性があります。

 

また9日には7203 トヨタ自動車7267 ホンダの業績発表があり、

4901 富士フイルムHD4543 テルモなどの医療系も発表されます。

そして10日にはSQがあり、さらに米国1月消費者物価指数も発表されます。

また日経平均にかなり左右される8045 東京エレクトロンの業績発表もあります。

なので今週は警戒していきたいと思います。

もちろん好業績で好反応だった企業への買いは良いと思いますが、

オプショントレードに関していえば、今週はトレードしづらいと感じています。

 

 

 

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