関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
8日の日経平均株価は27,284円と小幅反発となりました。
日経平均は2月1日に上抜けしてから、
終値で27,500円を引けたのは1回しかありません。
27,400円台が重たく、まるで何かを待っているかの様な動きを感じます。
それが日本の好業績を待っているのか、
それともソフトバンクグループの業績を待っているのか、
もしくは10日のSQを待っているのか、
はたまた10日に発表される米国の消費者物価指数(CPI)を待っているのか、
そういったところが気になるところだと思います。
ただこれが壁になってしまうと危ないので注意が必要だと思います。
株式を見ると、引き続きポストコロナ関連銘柄が躍進しています。
7日業績発表があった9048 名古屋鉄道は10.3%の上昇となり、
旅行比較サイト「トラベルコ」を運営している3926 オープンドアは7.84%の上昇となりました。
そして海運も強く9110 NSユナイテッド海運は9%の上昇となりました。
10日に発表される米国の消費者物価指数(CPI)に警戒感があります。
これからミシガン大学消費者態度指数など様々な指数が発表されるかと思います。
恐怖指数であるVIX指数は21ポイント台と緊張感はなく軟調ですが、
こういった状況下ではスイッチが切り替わりやすいので警戒をしておいた方がいいかと思います。
日経225オプションを見るとコールオプションがピークアウトしています。
今の様子を見る限り、10日のSQが27,500円以上になることは考えづらいと思います。
年間で60%以上の上昇をしているものもあり、全体的に上昇しています。
しかしここでコモディティを買うというのも難しい部分はあります。
ただインフレが近づいていく局面ならば、ポートフォリオの一つに入れておきたいところです。
急落から資産を守るにはやはりオプション投資でのヘッジが適していると思います。
図はTOPIXバリューと日経平均株価のパフォーマンスのチャートですが、
日経平均は年始から6%もパフォーマンスがダウンしており、
TOPIXバリューは年始から1.5%パフォーマンスが上昇しています。
なのでオプションを使って日経平均のネガティブな値動きに対して利益が出るようなトレードをしながら、
相対的に資産価値が高いであろうバリュー株投資をしていくのが、理にかなった動きだと思います。
またオプション取引は株のヘッジだけでなく、揉み合いでもカバーできるのでおススメです。
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