真の岸田内閣銘柄は公共事業関連銘柄!?

注意書き①

2月10日の市況解説

10日の日経平均株価は27,696円と3日続伸となりました。

SQはまさかの27,835円60銭となりました。

前月と比べてもわずか400円しか差がない普通のオプションSQとなりました。

正直こんな高いところでSQが決着するとは予想できなかったので非常に申し訳なく思います。

日経平均は一時は27,880円まで上昇しましたが、その後27680円台辺りまで下がり揉み合って終わりました。

マザーズ指数も2.46%と大きく上昇しました。

 

日経平均株価はゾーン上限だった27500円台を明確に突破しましたが、

値上がり銘柄数と値下がり銘柄数を見るとどちらもそれなりにある状況です。

株式を見ると、7203 トヨタ自動車が2.74%下落しており、

時価総額が大きい企業などの一部が利食い売りになった様です。

他には金融株などやバリュー株などにも利益確定の利食い売りが入っていました。

 

10日の夜の動きと11日のアジア市場と米国市場の状況を、

14日月曜日に日本市場は受け止めることになるので、

一旦様子見をしてから動いた方がいいかもしれません。

 

 

 

建設セクターに注目

岸田首相が掲げている新しい資本主義に影響を与えた公益資本主義を提唱している原氏の発言が話題になりました。

分配の次は財政出動強化の可能性を分析しており、

一見良いニニュースに思えますが、よくよく見るとツッコミどころが多い内容となっていました。

 

また公共投資についても述べており、公益資本主義の中の財政支出としては、

おそらく建設セクターが出てくるのではないかと考えています。

そういった意味で注目している企業が4つ紹介します。

 

まず1つ目がインフラ補修工事の大手1414 ショーボンドHDです。

補修補強の領域では圧倒的に競争力を持っています。

そして2つ目が地質調査ではトップレベルの競争力を持つ9755 応用地質です。

こちらは年初来高値を更新しており、10日の業績発表でも増配を発表しました。

3つ目が5290 ベルテクスコーポレーションです。

こちらはコンクリート2次製品を主力に取り扱っている企業です。

そして4つ目が1926 ライト工業です。

法面・地盤改良などの特殊土木に強く、財務も良いです。

国土強靱化という意味合いでも、社会インフラの老朽化したところを補強するような企業が、

公共事業関連銘柄として注目されるのではないかと思います。

 

 

 

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