関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
非常にネガティブな相場でNYダウなども下がっている状況ですが、
日経平均CFDはリバウンドしました。
いよいよ煮詰まってきたウクライナ情勢となっており、
一段と緊迫化して、リスク回避の動きが強まりました。
ロシアはウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州の一部の独立を認める法令に署名をしました。
一方アメリカではロシアが独立を承認した2つの地域の経済活動を停止する大統領令に署名しました。
日本でもお茶を濁す様な対ロシア制裁を発表しました。
こういったことから一旦は開戦の可能性が遠ざかったので、
次のネガティブな材料として再びインフレやQT(量的引き締め)などに切り替わる形になりそうです。
今までウクライナ情勢に隠れていた高いインフレを抑えるための金融政策正常化の問題が、
また明るみに出てきていると思います。
全体的に急落というステージは乗り越えたものの、
ネガティブな地合いはまだ変わらないといった具合です。
日経平均株価は半導体指数と深く密接していると思うので、ここがトリガーになると思います。
米国債10年利回りが大きく上昇していたので、
24日は全面安で下がっていた銀行株や保険株などのバリュー株が戻るのではないかと思います。
そして24日に買われない銘柄は厳しいものになるかと思います。
なぜなら有事のリスクも和らいで、金利も騰がっていく中で下がるということは
これから少し厳しい状況になっていくだろうと想像しやすいからです。
またニュージーランドが3会合連続の利上げを決定しました。
世界中が利上げをする傾向にある中で、
中国と日本だけが金融緩和利下げのスタンスをとっており、
これが2022年どんな影響を与えるのか非常に注目しています。
32ポイントまで上昇してから、久しぶりの陰線を出しました。
しかしトレンドは変わっておらず、まだ楽観モードではないと思います。
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