関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週もウクライナ情勢に揺れた一週間でした。
世界の指数を振り返ると一番パフォーマンスが揺れたのは、
ロシアの代表的な株価指数であるMOEXロシア指数でした。
そしてドイツのDAX指数やユーロ・ストックス50指数など
欧州の主要な株価指数が大きく変動していました。
特にユーロ・ストックス50指数は年初来パフォーマンスが17%も下落していました。
そして日本の日経平均を見てみると、
1週間の変動率は1.85%と意外と踏みとどまっていることが分かります。
しかしボラティリティで見ると3.12%となっており、イギリスと匹敵するぐらいの高さになっています。
けれどこの高いボラティリティも11日のメジャーSQを経て鎮まるのではないかと思います。
一方で低ボラティリティだった国を見てみると、
カナダ、インドネシア、サウジアラビア、エジプト、カタールといった大きな資源を持つ国が目立ちました。
また先週は原油の高騰が非常に目立ちました。
過去の事例から見てもこれだけ原油が高騰すると景気後退を促してしまいます。
1月・2月の安値を何とか下支えていた200週移動平均線を大きく割り込んでいます。
そうなるといよいよバックアップする節目が24,000円に控えるところになってきた様に思います。
今週の投資戦略としてはもちろん11日のメジャーSQが注目ポイントになると思います。
しかし今週はもう1つ重要な日が控えており、それが3月9日です。
今ロシアの取引所は8日まで休場しています。
それはロシアと機関投資家のマネー流出がかかった戦いが繰り広げられており、
2月末からロシア取引所は休場となっていました。
それがついに3月9日に開場するということで、この日がXデーになるのではないかと考えています。
週明け月曜日の日経平均CFDは25,700~25,800円台で寄り付くかもしれません。
そこから売りが積まれていくかどうかは読めない展開ですが、
メジャーSQがあるので短期筋が色々とガチャガチャする展開になるかと思います。
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