2022年の株式相場の備えはオプションの仕組みを理解すること!!

注意書き①

3月限SQ日の日経平均株価の様子

220312日経平均日足チャート
日経平均株価は10日に大きく上昇したと思ったら、

一転翌日11日には大きな下げとなりました。

日足のチャートで見ると、化け線というあまり良くないローソク足の形が出ています。

こういったローソク足の値動きだけでも不穏な動きが出ていることが分かります。

 

 

 

2022年3月限のSQの動き

220312日経225先物中心
図の2022年3月限のメジャーSQの動きを見ると、

前月のSQ値を一度も超えることが出来ずに終っていることが分かります。

オプションでは中々ない状況となりました。

こういったダウントレンド中にオプション取引で勝たないと、

オプション取引をしている意味が薄いと思います。

オプション取引はこういった高いボラティリティの時に使うと、

より勝率が騰がる投資商品だと思います。

 

またSQ値の前月比との値幅を見ると、

【2月限SQ】27,835.6円-【3月限SQ】25457.94円=▲2,377.66 円となります。

今年に入ってからこのSQ値の前月比との値幅はずっとマイナスになっています。

これほど値幅が切り下がっているのではリーマンショクがあった2008年を彷彿とさせます。

なのでもしかすると今年はこれからも大幅に値幅が切り下がる可能性があります。

 

 

 

変化に適応する

1月の日経平均株価は27,001円でしたが、

3月11日には25,162円と約2000円下落しています。

また1月、2月、3月とSQ値は切り下がっており、

明確にダウントレンド入りしていることが分かります。

こういった変化に適応していく必要があります。

 

だからといって、株を全て売り払う必要ありません。

なぜなら株は主な資産アセットクラスで最も騰がっている投資商品であり、

長期投資には欠かせません。

一方でオプション取引はボラティリティの変動に強い投資商品であり、

こういったウクライナ問題やスタグフレーションなどのダウントレンドの要素に非常に強いです。

個人投資家が最も株を損切りするタイミングは今の様な高いボラティリティの時なので、

そういった時にオプション取引でヘッジなどをしていくのが一番いいのではないかと思います。

 

 

 

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