関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
14日の日経平均株価は25,307円と反発となりました。
オプション市場を見ると、アルゴリズム売買が主だったように感じられのたで、
14日の相場はそこまで弱気な相場とは感じませんでした。
株式市場は年度末に向かって底練りの状況が続いていくように思います。
株式を見るとGoToトラベルの再開期待からGoToトラベル関連の銘柄が上昇しており、
市場を牽引していた印象があります。
その中でもカラオケボックスなどを運営している2404 鉄人化計画は13%以上の上昇となりました。
また9603 エイチ・アイ・エスは7.5%の上昇、6191 エアトリは9.1%の上昇となりました。
そしてウクライナ情勢や原油高にはあまり関係がないゲーム株などの銘柄も上昇していました。
サウジアラビア系の政府ファンドが9697 カプコンや9684 スクエニHDなどの
ゲーム株を買い増しているという話題も出ていました。
今の相場では株価よりも何の事業をしているのかを重視した方が良い様に思います。
千竃としてはアイケアに注目しており、その中でも7780 メニコンは面白いと思います。
今週はイベントが盛り沢山で面白い週となっており、
15日・16日にはFOMCがあり、16日はロシアの利払い期限日となっています。
また17日・18日には日銀金融政策決定会合があり、
18日はアメリカSQでトリプルウィッチングがあります。
日本市場の軸は日経225オプションから為替に移動したように思います。
ドル円は118円台に突入しており、120円まであと少しといったところまできています。
図のチャートを見ると、120円を超えたあたりから
日本もドル売りをして介入してきていることが分かります。
過去に125円が「黒田ライン」として心理的抵抗線になった経緯があるので、
120円、または125円が日本経済の行き過ぎる円安のギリギリのラインだと考えています。
また今は2015年の円安局面と同程度の厳しさなのではないかとも言われています。
円安は確かにメリットはありますが、これ以上の円安は軽視できない状況になっています。
5日移動平均線が上になっているので、
恐らくボラティリティはこれから少し小さくなるのではないかと思います。
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