16日の日経平均株価は25,762円と3日続伸となりました。
ようやく相場が上昇してきた様に感じます。
徐々にウクライナ情勢に対しての振れ幅が少なくなっていき、
メジャーSQ後はボラティリティも小さくなってきて、
株の値上がり銘柄数が増えてきていました。
なので株の内部もしっかりと上がってきていました。
しかも16日の売買代金は3兆円もあり、
この流れが途切れずにいければ良い感じの年度末を迎えられるかもしれません。
また日経平均をテクニカル的に見ても、
SQ値、パラボリック、ボリンジャーバンドの3つが買いサインになっています。
そしてVIX指数が遂に陥落しました。
VIX指数が弱くなると建玉などがリスク先行型になる傾向があります。
世界では中国の副首相が景気対策を示唆しており、
その影響で大きく上海総合指数が上昇しました。
そして韓国政府は証券取引税の緩和や仮想通貨の税金の緩和など、
日本の岸田政権とは真逆の対応をしており、韓国総合株価指数は上昇しています。
16日に相場が持ち上がった理由としては3つあります。
まず1つ目が香港・中国株の急騰したことです。
中国の副首相が景気浮揚策を示唆しただけですが、それだけで上昇しました。
2つ目が12日ぶりのボラティリティ低下です。
ロシアのウクライナ侵攻によってボラティリティが大きく上昇しましたが、
12日ぶりにようやく低下しており、良い傾向だと思いました。
3つ目が信用サイクルが整理されたことです。
9月に日経平均が急騰した際に信用買いで買っていた分の決済がされる信用期日が今週で、
この後は信用買いがどんどん減っていくことになります。
今まで上値を抑えてた信用買いが減るという事で、信用のサイクルが好転し始めています。
5日移動平均線を超えていないので下がるのではないかと予想していた通りに下がりました。
そして今度は25日移動平均線を割り込むのではないかと思います。
もし割り込むと、より一層プットオプションの買いを手放すという動きが加速します。
プットオプションの買いを手放すということは、先物の買いの需要が生まれるので、
よりプットオプションが売られて、コールオプションが買われる、先物が買われやすい状況になります。
またVIX指数も12日ぶりに終値ベースで30ポイントを割り込みました。
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