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大急騰を演じた日本株式市場!!次はどうなる!?

注意書き①

3月17日の相場解説

17日の日経平均株価は26,652円と4日続伸となりました。

今回の890円高という大幅上昇は相場の不透明感が払拭されたからだと思います。

そして一番最初に敏感に反応していたのはVIX指数の軟調だった様に思います。

マザーズ指数ですら714.24ポイントと4.7%上昇しました。

 

株式を見ると、ほぼ全面高となりました。

キャンプ用品で有名な7816 スノーピークは11.7%の上昇となりました。

こちらの銘柄は空売りも出来る銘柄で信用の需給も良く、

空売りが多くて、信用買いが少ないということでかなり上昇していました。

また今回上昇した銘柄の中でも、

直近売り込まれていた精密機器や電子機器などが特に大きく上昇したように思います。

水晶デバイス総合大手の6962 大真空も一時は大きく下落していましたが、

そこから大きく上昇して、8.1%の上昇となりました。

6323 ローツェも8.7%の上昇、6368 オルガノは4.2%の上昇で年初来高値を更新しました。

17日の株式市場は直近売り込まれていた銘柄ほど大きく上昇していた様な印象があります。

 

 

 

日経平均5日移動平均線乖離率が大幅拡大

220317日経平均と5日移動平均線乖離率
日経平均と5日移動平均線の乖離率がなんと4%まで拡大しました。

これは2020年3月のコロナショックの戻りで10%まで拡大した時以来となり、

それ以降は2016年夏頃にあったぐらいの非常に大きな上昇となりました。

5日移動平均線がここまで乖離したから天井だというわけではなく、

恐らくいったん調整があってから、年度末のシーズナリティが出てくるのではないかと思います。

 

 

 

株の内部を見ると

220317値上がり銘柄数
株の内部を見てみると、メジャーSQを通過してから

値上がり銘柄数が大きく上昇したことが分かります。

11日のメジャーSQ後に4営業日も値上がり銘柄数が1000銘柄を超える日が続きました。

これはボラティリティが低下しながら、株の内部は高まっていたことを示しています。

 

チャートや相場観も勿論重要ですが、

ボラティリティの様子やこういった値上がり銘柄数などで株の内部も見ていくと

比較的相場の波に乗っていくことが出来るので、是非注目してみるのもいいと思います。

ちなみに図の赤枠の騰落レシオがだいぶ高まっているので、

短期的にですが、若干下がりやすい傾向がでています。

 

 

 

足元の投資戦略

ウクライナとロシアの情勢はよく土日に動く傾向があります。

そして週末にコロッと相場が変わるのがベア相場の特徴であり、今は地震の警戒も必要です。

そういった状況で、更にここまで上昇した市場を考えると3連休は備えておく必要があります。

目線としてはプットオプションの売りを返済するか、

プットオプションの買いを入れる形になるかと思います。

それと同時にコールオプションの買いと売りも

デビットスプレッドぐらいならやってもいいかもしれません。

そしてFOMCで不透明感は払拭されたものの、

米国の利上げ回数に変化はなく、10年債と5年債は逆イールドカーブ現象が起きているので、

警戒はしておいた方がいいと思います。

 

 

 

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