関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
18日の日経平均株価は26,827円と5日続伸となりました。
売買代金は4兆円を超えており、非常に強い相場となりました。
株式ではほぼ全面高といえる状況となりました。
株式の中身を見てみると、ディフェンシブ関連はあまり買われておらず、
リスクオン銘柄の方が大きく買われている様に思いました。
特に非鉄金属関連が大きく買われており、原油価格の上昇の影響を感じます。
9888 UEXは4.5%上昇で年初来高値を更新し、5713 住友金属鉱山は4.1%の上昇となりました。
一方でVIX指数が23.87ポイントと軟調となっており、VIX指数に連動するETFなどは大きく下落していました。
いずれVIX指数が20ポイントを割って、市場が楽観状態になったら、
またVIX指数を仕込めるチャンスがくるのではないかと思います。
突発的な売りなども吸収して、4兆円の商いもありながら上昇していることを考えると、
連休明けは上昇しやすい様に思いますが、土日に動くウクライナ情勢や、
地震の心配などもあり、月曜日が休場の為取引できない事を考えると不安は拭えません。
図はTOPIXに対してウクライナ開戦からアウトパフォームしている銘柄群となります。
この銘柄群はエネルギーに対してイノベーションを起こそうとしている企業となっており、
9517 イーレックス、9514 エフオン、6013 タクマ、9247 TREホールディングスの4銘柄となっています。
この4社はいずれもバイオマス発電に力を入れており、
ウクライナ開戦から注目され始めたエネルギー政策という点で強くなっています。
18日に会社四季報の春号が発売されました。
そこで弊社の本田が注目している春の四季報好調銘柄をいくつか紹介します。
6504 富士電機は1月にもYouTubeにて紹介した銘柄であり、
パワー半導体やFA向け部品が想定よりも好調で、営業益増額となっています。
2023年3月期はパワー半導体が電動自動車など幅広い用途で一層の成長が期待されます。
またEVへの需要狙いで青森で炭化ケイ素パワー半導体の増産投資も決定しました。
4684 オービックは事業も好調で増配幅も拡大しており、引き続き好調銘柄だと思います。
6967 新光電気工業は半導体パッケージ大手で主な顧客にインテルなどがあります。
最高益更新も見通しされており、テレワークなどを背景に需要拡大が見込まれます。
同じく4062 イビデンもインテル向けICパッケージを主力としており、最高益更新を見通ししています。
6338 タカトリは精密切断加工機が主力で、液晶・半導体業界向け製造機器も展開しています。
そして電子機器では半導体不足が追い風となると見られており、非常に珍しい企業だなと注目しています。
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