関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
23日の日経平均株価は28,040円と7日続伸となりました。
日経平均は約2カ月ぶりに28,000円台に回復しました。
ここまで回復した背景には、
まん延防止等重点措置が解除されて経済が活性化されたことと、
信用取引の期日明けで信用買いが減ったことも影響していると思います。
株式を見ると、PER30倍台以上で、
グロース株と呼ばれている高い成長率を誇る様な企業がより強かった印象があります。
例えば6098 リクルートHDは2.3%の上昇、6861 キーエンスは4.5%の上昇で、
9984 ソフトバンクグループは7.2%の上昇となりました。
そしてドル円は121.02円と円安となっています。
この円安の効果を狙って7203 トヨタ自動車は自社株買いを発表しました。
トヨタ自動車は想定為替レートが110円で設定しており、
そこから10円円安となって、4000億円もの利益が上積みされます。
つまりこの様に円安で潤った分で自社株買いするということです。
恐らくこれからこういった企業がどんどん増えていくかと思いますが、
ただどこかのタイミングで行き過ぎた円安になることはあると思います。
3月9日に日本株のクジラ買いが観測されて、それが大学ファンドではないかと噂されました。
この日は日経平均株価が24,681円と年初来安値を更新し、
日経平均PERは11倍台で、PERも1.10倍となっていた日です。
このベストなタイミングで買いを入れていました。
この大学ファンドは年度末までは機械的に買ってくるのではないかと予想されています。
図は23日のコールオプションの出来高ランキングですが、
29,000円のコールオプションだけでも4000枚以上の出来高があります。
コールオプションがこれだけ出来高があるのは久しぶりだと思います。
相当なコールオプションの売りの踏み上げが見て取れます。
そして意識されているのは「30,000円」ではなく「29,000円」で、
「騰がってもここまで」と予想されているのではないかと思います。
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