ゴールドマンサックスが語る株価の短期ラリーは終わったという話

注意書き①

4月1日の相場解説

1日の日経平均株価は27,665円と3日続落となりました。

一時は下げ幅が400円を超えましたが、何とか切り返した形で終えました。

寄り付き前に日銀短観が発表され、事前の予想通りの悪化していたので、

日経平均は寄り付きからやや崩れましたが、

相対的にグロース株が強かったこともあり大きくは崩れませんでした。

ただ週明けの4日には市場再編があるのでその辺りを意識しておきたいです。

 

1日の株式市場はゲーム関連株が一段と強かった印象があります。

普段あまり相場を牽引しない様な銘柄群が集中的に物色されました。

9697 カプコンは3.6%の上昇で、9766 コナミHDは3.2%の上昇で、共に年初来高値を更新しました。

7974 任天堂も3.2%の上昇となりました。

 

また日銀短観で企業の22年度想定為替レートが平均111.93円と公表されました。

今のドル円が122.51円なので想定為替レートよりも10円程の円安となっており、

企業業績などはグッと引きあがる形になりそうです。

9843 ニトリHDの様に円安に弱い企業もありますが、

時価総額の大きい日本の企業は円安恩恵銘柄が多いので、

日経平均あるいはTOPIXなどが強含みやすいと思います。

しかし千竃は若干相場はピークアウトしているのではないかと考えています。

 

 

 

ゴールドマンサックスが語る相場の天井

ゴールドマンサックスがいよいよ株の弱気発言をしたことが話題になっています。

3月31日のBloombergの記事でゴールドマンサックスが、

「株の短期ラリーは終了した」という弱気発言をしました。

なぜわざわざ「株の短期ラリーは終了した」と発言したのにはある背景があります。

それは米国の主要投資銀行の利上げ予想期間が出揃ったからです。

出揃った結果は非常にタカ派を警戒しているものとなっていました。

予想の2カ月連続で50bpずつ利上げするという異例の事態となると、株式に伴う痛みは相当なものになると予想されます。

 

 

 

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