関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
恐らく今週はブラックアウト期間があります。
つまりFOMCの1週間前は高官の発言が制限されるわけです。
なので利上げについての発言が控えられることで、
そういった金利上昇の原動力がなくなり、大きな下落はないと思います。
しかしNYダウやSOX指数(半導体指数)は4週連続下落しており、
NASDAQは3週連続下落となっています。
なのでマーケットサマリー的には、
数週間連続で下落している指数があることは押さえておきたいポイントです。
また1週間の日経平均の週間値幅は凄いことになっており、
そしてこういった時に優位性を保つのが日経225オプション取引だと思います。
9月の高値から上値抵抗線のトレンドラインを引いてみると、
約28,000円のところに位置しており、そこを超えるかどうかといったところです。
しかしNYダウがこれだけ下落している時なので、
中々駆け上がることが出来ない状況だと思います。
トレンドラインが上値抵抗線として抑えられている状況です。
先週金曜日に1000ドル近く下げており、
まさにボリンジャーバンドが拡大するかもしれない瀬戸際にきています。
ボリンジャーバンド-3σにタッチして、ここから下げ渋ってしまうと、
ボリンジャーバンドがバンドウォークしてしまいます。
なので非常に下値警戒感は燻っている状況だと思います。
今週の注目すべきポイントは28日だと思います。
日本が連休を迎えようとする中で、悲観か楽観かどちらに傾くのか気になるところです。
そこで千竃は逆に賭けていきたいと考えています。
例えば大きく下がって28日が終えそうだったら強気のポジションでいきますし、
強気に傾いた上で28日が終えそうだったら
弱気のポジションをアドバイスしようかと考えています。
また26日~28日は決算発表が目白押しとなっています。
例えば26日は産業用ロボットで有名な6954 ファナック、
円安恩恵銘柄の7751 キヤノン、6645 オムロンなどがあります。
27日には6861 キーエンス、4661 オリエンタルランド、4062 イビデン、
4063 信越化学工業、6857 アドバンテストがあります。
28日は6902 デンソーや6981 村田製作所があります。
そして28日には日銀が経済・物価情勢の展望を公表するのでそちらも気になるところです。
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