関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週は日本株の底堅さが感じられた1週間でした。
ドル円に対しても同じく底堅さを感じられました。
日経平均株価も27,000円を大きく超える展開もなく、
26,500円を大きく下回る展開もない1週間でした。
金曜日のNY市場もそんなに大きく動いておらず、
雇用統計があったとしてもそこまで材料視されておらず、
まだまだ乱高下の中にいるといった状況でした。
先週のNY市場はネガティブな状況で、10年債が3.1%までいっており、
米国株も売られて米国債も売られているという典型的なリスクオフベア相場となりました。
指数自体にはそこまでブレはありませんでした。
図の日経平均株価と新高値銘柄数のチャートを見ると、
5月を境に徐々に新高値銘柄数が増え始めていることが分かります。
日経平均株価は行ったり来たりをしていますが、
新高値銘柄数は増加傾向にあり、徐々に相場が温まっていることが分かります。
海外投資家は4週連続で日本株を買い越しているところと、
こういった質的な側面をみるとやはり日本株は強いという印象を受けます。
今の日本株の強さの原動力を考えると、やはり円安の影響が大きいと思います。
そして円安からくる為替差益の利益を
自社株買いや増配などの株主還元策の強化に回す業績発表している企業が多く見られます。
そういった姿勢が相場の腰の強さに繋がっているのではないかと思います。
今週は恐らく個別株物色が盛んになるのでそこが鍵になると思います。
日経平均株価やオプション市場に関しては揉み合いになるかと思います。
今週の投資スケジュールは13日金曜日にSQがありますが、
それよりも日本を代表する企業の決算発表があるので、そちらの方が注目だと思います。
例えば10日火曜日には7974 任天堂、6758 ソニーグループ、
11日水曜日には7203 トヨタ自動車、
12日には8035 東京エレクトロン、9984 ソフトバンクグループの決算発表が控えています。
やはり想定為替レートが注目ポイントになるのではないかと思います。
また5月10日からは水星逆行が始まります。水星逆行期間は相場が暴れる傾向にあります。
なので千竃としてはドル円などの通貨ペアに非常に注目しています。
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