関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
9日の日経平均株価は26,319円と2.5%以上の大幅下落となりました。
先週から続いていた「日本株は相対的に強い」という千竃のスタンスとは
裏腹の結果になってしまい申し訳なく思います。
本日は日本株が終日売られており、軟調な一日となりました。
今は世界経済のリセッションの向けた材料がそろい始めています。
米国の金融政策正常化やウクライナ問題の長期化、
コモディティ市場の上昇や原油価格の上昇など多くの材料が出揃い始めています。
ロシアでは5月9日が戦勝記念日ということで、
ウラクイナ問題に良くない進展があるのではないかと戦々恐々としていましたが、
戦争宣言等はなく終えました。
また本日の空売り比率は49.8%と悲惨なレベルな下げとなりましたが、
いつも通りの展開となるなら売り玉を買い戻したショートカバーが入るのではないかと思います。
今まで好調だった日本株がなぜ一転して軟調となったのか考えてみると、
また拡大し始めたコロナウイルスの影響を嫌気したのか、
それともロシアの戦勝記念日のプーチン大統領の発言を前もって警戒していたのか、
など様々な材料がありますが、日経平均株価の寄与度の高い銘柄を見ると、
揃って狙い撃ちされていたことが分かり、
そういったところで先物が売られていた状況だったことが分かります。
日経平均VIは30.36ポイントとウクライナショック時と同じくらいの水準まで上昇しました。
ボラティリティはGW中の飛び石の様な揉み合いを大きく上放れてしまった状況です。
図の丸印は日経平均VIが30ポイント台を大きく超えたところを指しています。
チャートを見て分かるように、日経平均VIが30ポイント台を超えると
相場はひとまずは一服しやすい傾向がありますが、
今の状況は過去のデータが通用しずらい感じあるので
気をつけて見ていきたいところです。
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