デッドクロスが見え始めた日経平均株価

注意書き①

5月11日の相場解説

11日の日経平均株価は26,213円と3日ぶりの小幅反発となりました。

日経平均は0.18%の上昇となりましたが、TOPIXは0.6%の下落となっており、

日経平均株価だけが強含んでいる珍しい展開となりました。

これは恐らく13日のSQに絡んだ短期的な売買も含まれているのではないかと思います。

 

株式市場を見ると、

本日場中に決算発表だった7203 トヨタ自動車が4.43%下落しました。

これは今期の見通しが減益であるというネガティブインパクトが影響したからだと思います。

また大引け後に7735 SCREENホールディングスの決算発表があり、

こちらは好調な業績であり、増益増配を発表していました。

そして8591 オリックスが2年後に株主優待を廃止をするということで話題になりました。

しかしその分を増配するということなのでこれは評価されるべき部分だと思いますが、

足元での株価インパクトは少しネガティブな状況となるかもしれません。

昨日業績発表だった6367 ダイキン工業は3.9%の上昇となりました。

業績も前期比5.3%の増加で3450億円の見込みとなりました。

また攻めの姿勢でイタリアの会社を買収しており、

新しい市場でニッチなところを狙おうとしています。

 

本日の相場は指数自体は終始揉み合いだったと思います。

オプションに関しては5月限では急落はなさそうだと感じています。

 

 

 

見え始めたデッドクロス

220511デッドクロス
日経平均株価の25日移動平均線と75日移動平均線がデッドクロスしようとしています。

今から相場がリバウンドするのではないかという時に、

下落傾向を表すサインであるデッドクロスになろうとしている状況です。

過去の傾向からデッドクロスになると下がるときは強烈に下がりますが、

揉み合いであればそこまで下がらないときもあります。

 

 

 

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