関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
23日の日経平均株価は27,001円と続伸となりましたが、
27,000円台到達後はやや失速気味になっています。
日経225先物のナイトセッションでも失速気味になっており、
ここから暴落となるか、暴騰になるかは読みづらい展開だと感じました。
株式市場を見ると、相変わらず日本株の強さを感じました。
特に保険セクターは6%程の上昇をしており、
8630 SOMPOホールディングスは7.93%の上昇、
8766 東京海上HDは7.64%の上昇となりました。
これは積極的な株主還元の表明が影響したのではないかと思います。
経済REオープニング銘柄などの銘柄も徐々に強くなってきており、
6548 旅工房は7.32%の上昇、7936 アシックスは3.59%の上昇となりました。
また千竃が注目している産業廃棄物関連会社の6564 ミダックHDも7.1%の上昇となりました。
本日は新高値銘柄数が約150銘柄、新安値銘柄が約50銘柄と、
ウクライナ問題から始まったベアトレンドの中では、
日本株の中で新高値銘柄数が新安値銘柄数を遂に逆転しました。
本日岸田首相とバイデン大統領の日米首脳会談がありました。
内容としては来年のG7サミットが岸田首相のお膝元の広島市で開催されることや、
国連が改革されたら日本が常任理事国となることを支持するといった発言もありました。
また小型炉や高速炉など革新的な原子力技術の協力などにも触れていましたが、
そこまで原子力関連銘柄には影響がありませんでした。
一方、日本の防衛力強化の為の防衛費の相当な増額方針を
バイデン大統領が支持したということで、防衛関連銘柄の小型株などが上昇していました。
またバイデン大統領は中国が武力で台湾侵攻した場合は、
台湾防衛へ軍事関与する考えを示しました。
最近は車載・産業向けの半導体、パワー半導体などの関連銘柄に注目しています。
このパワー半導体関連銘柄は今期営業増益予想の%が2桁を超える企業が多く、
例えば6890 フェローテックHD、6616 トレックス・セミコンダクターなどがあります。
好決算な上に、低PER、需要拡大、増産などの好材料が揃っています。
これからは半導体の中でも「パワー半導体」が特に注目されていくのではないかと思います。
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