関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
米国市場では先週金曜日にNYダウもNASDAQも大きく上昇しました。
恐怖指数であるVIX指数も25ポイント台にまで下がり、
また少し楽観モードに入ろうとしています。
ジャンク債であるハイイールド債も大きく下がっており、
底打ちしたのではないかという気配もあります。
ただベアマーケットの中でのラリーが続いているのではないかと思います。
日経平均の先物市場は少し目を引く値となっており、
日経平均CFDは27157円、先物は27160円まで騰がっています。
ただ30日月曜日は米国がメモリアルデーの為休場となっており、
そんな中で日経平均だけが27,500円より上昇していく可能性は低いと思います。
今週も日本株は変わらずの強さを感じましたが、
その中でも特に防衛省などと取引がある企業が強かった印象があります。
有名なところでは護衛艦やヘリコプターなどを調達している7011 三菱重工業や7012 川崎重工業、
情報処理に関するシステムや防衛システムなどを調達している6702 富士通や6503 三菱電機や、
ソナーを調達している6701 NECなどがあります。
そして不動産業も非常に強さを感じました。
不動産セクターの勢いは年初来高値を更新する勢いがあり、
日本の不動産に対して外資系ファンドが非常に強気であるというニュースも出ています。
実際に様々な外資系ファンドが日本の不動産を買い漁っています。
その背景には日本の観光国としての立ち位置もさることながら、
円安な現状といい、とりわけ日本の金融機関からの資金の調達のしやすさがあると思います。
今週は投資スケジュールにはそこまで動きはないかと思います。
米国関連の投資スケジュールでは6月3日金曜日に5月の雇用統計の発表があり、
6月1日水曜日には米国ISM製造業指数、
6月2日未明にはベージュブック(地区連銀経済報告)があります。
日本関連のものでは31日火曜日に鉱工業生産が発表され、
同日に中国の5月製造業PMIが発表されます。
特に中国のこの指標はゼロコロナ政策の影響で非常に悪いものになると予想されるので、
31日の午前中は少し注意しておきたいところです。
日経平均株価に対しては揉み合いないし上値を少し追うイメージがあり、
引き続き日本株はインバウンド関連が物色されるのではないかと思います。
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