関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
リーマンショックには様々な解釈があるかと思います。
一説によると2007年ぐらいから起きていたとも言われていますが、
一般的には2008年9月にアメリカの有力な投資銀行であるリーマンブラザーズが破綻して、
それを契機として広がった世界的な株価下落、金融危機のことをいいます。
このリーマンショックにはクレジットクランチ(信用収縮)という言葉がつきまといます。
クレジットクランチ(信用収縮)とは、金融機関の融資が縮小してしまう現象のことで、
今まさに千竃が危惧しているものでもあります。
金融危機はクレジットクランチ(信用収縮)を伴って、
スパイラル的に悪化が悪化を呼ぶような状況となり、
実体経済にもクレジットクランチ(信用収縮)の影響が出るものです。
つまり金融市場から実体経済に影響が出ます。
そして今は実体経済から金融市場に影響が出ている状態です。
とあるアメリカのトレーダーは、
リーマンショックと今のところ同じ株価の軌跡を辿っていると言っています。
相場は韻を踏むといいますが、もしその通りであれば
7月、8月辺りに大きなショック安が来る可能性があります。
日経平均は2007年のパリバショックから既にダウントレンドに入っており、
そこまでの下落率は61%、高値から644日間で底値を打ちました。
それだけ酷い下落だったことが分かります。
2008年1月~2009年9月までのS&P500の下落率は54%となっています。
この様に大きく下落してしまうと投資を止めてしまいたくなりますが、
ピンチなときこそチャンスとなるので、
こういったショック安が訪れた時には株は買った方がいいと思います。
もしリーマンショック級の暴落に備えるとしたら、
やはりここは日経225オプションの出番だと思います。
リーマンショック時には例えば日経平均が9000円まで下がるプットオプションが、
なんと1円から300円まで急騰しました。
つまりオプション取引を使うことで株の下落分をオプション取引で補えるということです。
その為に日頃からオプション取引をすることで、
相場の概況やオプションの組み合わせが分かるようになるので、
今のうちにオプショントレードをした方がいいと思います。
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