関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
16日の日経平均株価は26,431円と5日ぶりの上昇となりましたが、
重たいものとなっており、17日の日銀の会見の動向が警戒されています。
そしてスイス中央銀行が突然のサプライズの利上げを行ったことで、
流動性があまりない時間帯のところで先物市場が大荒れしています。
先物市場はストップロスを巻き込む形で大幅下落をしており、
非常に注意が必要な状態となっています。
株式市場を見ると、新興企業の暴落が目立ちました。
例えば2371 カカクコムは食べログ評価訴訟で賠償命令が出たことで、
7.19%の下落で年初来安値を更新しました。
また海外ファンドからよく買われていた4934 プレミアアンチエイジングは、
14.19%の大幅下落で年初来安値を更新しました。
仮想通貨など今暴落が起きているものと
今利益が乗っている米国株や日本株を一緒に売って、
何とか損失を抑えようという負のスパイラルの様な動きが起きています。
そして今の投資家心理はリセッションは来るという方に大きく傾いていると思います。
メジャーSQ通過後に3つ大きく窓を開けています。
そして16日は26,947円までつけていましたが、窓埋めならずに終り、
失速の勢いが強いことが意識されました。
三空叩き込みでリバウンドはしましたが、
50日移動平均線、100日移動平均線に抑えられた形となりました。
結局のところリバウンドはしたものの、2000円下がって600円上がっただけとなりました。
図はコールオプション7月限27,500円の日足チャートで、
簡潔にいうと日経平均が27,500円まで騰がる権利の様なものですが、
16日は日経平均株価が一時600円以上の上昇をしていたのにも関わらず、
昨日の高値を超えることが出来ず、午前中の段階でダイバージェンスが起きてしまいました。
即ち日経平均株価が騰がっているのにも関わらず、
日経平均株価が騰がる権利が買われなかったことを意味しています。
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