関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
7月前半の大きな注目イベントがいよいよやってきます。
それは7月8日のETF分配金捻出売りという大きな売りイベントです。
なぜ注目イベントなのか端的にいうとこの日は下がりやすい傾向にあるからです。
決算日にETFの分配金を捻出するために先物や現物を売るという流れが毎年あります。
しかも企業は配当金を積み増しており、ETFの分配金も増配の傾向があります。
今年は1兆500億円程の売りがあるといわれており、
過去最高の分配金捻出売りが期待されています。
しかも7月8日にあるのはETF分配金捻出売りだけではありません。
7月8日は7月第2週の金曜日となる為、オプションSQ日となります。
しかも7月8日は日経平均株価の勝率は約20%なので、相当下がりやすい日ともいえます。
しかもその2日後には参議院選挙が控えています。
様々なところで相当下がると予想されていますが、
千竃としては8日のETF分配金捻出売りを
前もって織り込んだ売りが入って下がるのではないかと思います。
過去のデータからみても日経平均株価のパフォーマンスは
7月前半はほとんどのケースで下がっており、特に7月6~8日辺りは落ちています。
それだけ7月前半は下落特異週ともいえます。
なので7月前半は上がっている経緯があったとしても、
ETF分配金捻出売りのイベントや下がりやすい週であることを意識する必要があります。
ETFの分配金を捻出するために先物や現物を売る必要があり、
その大きな売りの影響で日経平均株価が下落しやすいのですが、
こういった下落の背景にはパッシブ型のETF運用が多いことが関係します。
株式市場が豊かになればなるほど、
そういったETFの分配金を捻出する為の売りも入りやすくなります。
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