関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週は米国株も日本株もリバウンドをしました。
先週金曜日はNYダウは約800ドル高となっており、
日経平均CFDも26,904円と約400円高となっています。
ただ月曜日にこれがこのまま寄り付くとは思えません。
なぜなら金曜日の空売り比率は43%とそこまで高まっておらず、
相場は底打ちはしてはいますが、やはり戻り売りが入ってくると思います。
なので全体的なイメージとしては前半高くて、後半弱くなるといった感じになるかと思います。
もちろんこのまま上昇していって28,000円台まで行くというシナリオもあるとは思いますが、
海外投資家が1.7兆円売って、2週間後にそこから戻るというケースはあまりないので、
期待としては薄い様に感じています。
そして先週を振りかえるとヘッジファンドVS日銀だったと思います。
ヘッジファンドは日銀が金融緩和を諦め始めると考えて、
日本国債あるいはドル円のショートをしていました。
ヘッジファンドとしては日本国債の金利が騰がるという流れを作りたかったのですが、
結局のところ日銀が勝ったのではないかと思います。
過去にヘッジファンドは何回も日銀に戦いを挑みましたが、
ことごとく負けており、今回も諦めてたのではないかと考えています。
日本政府は節電のお願いをしていますが、
千竃としては原発再稼働を促した方が良いのではと思っています。
なぜなら電力需要が増えているということは、
それだけ経済活動が活性化している証拠でもあるので、
それに合わせて国としては電力供給を増やす事を考えた方がいいと思います。
今回の日経平均株価の上昇ポイントとなったのは、
ボラティリティが崩れたこととプットオプションが崩れたことだと思います。
今相場は少しだけ浮かれモードに入っています。
景気後退に対してちょっとだけポジティブになっている側面があります。
なので恐らく景気後退に強い株がこれから下がり始めるのではないかと思います。
米国株でも日本株でも電力・ガス・交通・インフラなどのディフェンシブ銘柄が、
相対的に弱くなるのではないかと思います。
なのでそういった銘柄を安くなる時に少しずつでも買うのが良いのではないかと思います。
足元では6月に大きく売られていた半導体や電機などの銘柄のリバーサルは続くと思います。
なのでそこに買いを入れるのもいいとは思いますが、
今年後半からの景気後退に備えるためには、
そういった景気後退に強い銘柄を安い時に買い集めるのがいいと思います。
今週の投資戦略としては日経平均株価は週後半からの下げに備えた方がいいと思います。
週後半に下がるという確信はありませんが、感覚的に戻り切らないのではないかと思います。
なぜなら7月8日にETFの分配金捻出売りイベントがあるからです。
ETFの分配金を捻出する為に日本独自の売りのフローが続くうえに、
最近では結構先取りしてきています。
なので今週は騰がっているからといって強気一辺倒にならずに、
来週のETF分配金捻出売りイベントを意識して備えることを考慮しておいた方がいいと思います。
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